ラグビーアカデミー

【U12エントリークラス】8月活動レポート

【今月の練習内容】

今月は「スペースにボールを運ぶこと」と「相手に体をぶつけられても自分の体を支えること」をテーマに、パスとコンタクト(相手との接触)に取り組みました。

パスは、チーム対抗ではなく「チーム協力戦」というタイムアタックで行いました。作戦会議をはさんで、さっきの自分たちの記録を超えられるかどうかだけを見る形です。月の後半は、パスの並びに「ここが相手の守りのライン」と見立てたマーカーを置き、その手前でつないでいく練習に進みました。相手がいるつもりでボールを動かす、という意識づけです。

コンタクトは細長いレーンの中をボールを持って歩いて進み、左右から仲間が必ず一人ずつ順番に当たってくる形で行いました。同時に二人で当たることは危険なので禁止し、必ず声をかけてから当たるルールです。首を振って相手が来る方向を見極めること、その方向に体重を乗せることを繰り返し伝えました。ゲームは、真ん中でトライすると1点、外側だと3点という得点差のルールで、外の空いている場所を使う意識が自然と出る形にしています。

【選手の成長・コーチからのひとこと】

パスのタイムアタックでは、4チームすべてが記録を更新しました。一番伸びたチームは0.6秒短縮することができました。うれしかったのは、コーチが答えを言う前に「チームで走る」「取りやすいパスをもらう」「声を出す」と、改善するポイントが子どもたちの口から出てきたことです。

問いかけへの答えも、一人ではなく何人からも返ってくるようになりました。「どうしたらゲートまでボールが回る?」と聞くと、手を上げて呼ぶこと、前に出ること、一歩でパスすること、相手の胸に投げること。こちらが「今言ったこと、全部できてるよ」とまとめられるほどでした。相手の影を見て位置を判断していた子もいて、その場で全体に紹介しています。

ゲームでは、分かっている子が味方に「困ったときは前に進んでいいよ」と教えてあげる場面もありました。練習の最後には、文句を言うだけでなく教えてあげればチーム全体がうまくなって、回り回って自分のやりたいプレーもできるようになる、という話をしています。

【来月の予定】

来月は、今月積み上げたハンドリングをさらに一歩進め「相手がいることを前提にパスをつなぐ」ことをテーマにしていきます。

守りのラインの手前で仕掛けてからパスをする、味方が走るスペースを残してあげるといった、少し先を考えたプレーに挑戦していく予定です。コンタクトは引き続き、安全を最優先にしながら「自分の体を支える」「来る方向を見る」を繰り返し確認していきます。ゲームでは、決めたことをチームでやり切る時間を大切に取り組んでいきます。

【りょうたコーチより】

いつも温かいサポートをありがとうございます。今月は、子どもたち自身が「どうしたらうまくいくか」を言葉にできる場面がとても増えた1か月でした。コーチが答えを教えるより、自分で見つけた答えのほうが何倍も身につきます。その芽が育ってきていることを、うれしく感じています。

お盆明けもまだ暑い日が続きましたので、こまめな給水と休憩を挟みながら進めてまいりました。9月も気温の高い日が予想されます。練習前後の水分補給と、当日の体調について、ご家庭でもお声がけいただけますと大変助かります。9月もどうぞよろしくお願いいたします。