ラグビーアカデミー

【U12エントリークラス】7月活動レポート

【今月の練習内容】

今月は「ハンドリングと、仲間とつながるプレー」をテーマに、ボールを使ったゲームを多めに取り入れて取り組みました。

狙いは大きく2つあります。 ひとつは、一人ひとりがボールに触る回数を増やすこと。 もうひとつは、周りのスペース(空いている場所)を見る力をつけることです。 そのため、少ない人数でのゲームを短く何本も回し、自然とボールを触る回数が増える形にしました。ゲームの中では味方をしっかり見て、名前を呼んで、取りやすいパスを投げるということが自然と身につくようにルールを工夫しています。

ゲームの締めくくりには「どんなときにパスがうまくつながった?」と子どもたちに問いかけました。すると「前が空いていた」「手を上げて分かりやすく呼んだ」「空いているところに走った」といった答えが自分たちの口から出てきます。さらに、遠くへの長いパスは飛んでいる時間が長い分だけ相手に読まれやすいこと、前に進みたいときは短いパスをテンポよくつなぐほうが有効なことそんな使い分けまで、子どもたち自身の言葉で整理することができました。月の後半には、ゲーム前にチームで作戦を話し合う時間(チームトーク)も取り入れています。

なお今月は非常に暑い日が続いたため、10〜12分ごとに全体で給水の時間を取り、それとは別に「喉が渇く前に、自分の判断でいつでも飲みに行っていい」というルールで進めました。

【選手の成長・コーチからのひとこと】

一番の成長は、「自分が突破する」だけでなく「仲間とつないで攻める」意識が育ってきたことです。ボールを持った人が走るだけでなく、パスをつなぎながら空いているスペースへ走り込む形が、ゲームの中で何度も見られるようになりました。「ボールをくれ」と声を出して呼べる子も増えています。

特に嬉しかったのは、チームで話し合って決めたことを、実際のプレーで実行できていたことです。ある日のゲームでは、攻撃5〜6回のうち5回で、自分たちが決めたとおりに攻めることができていました。トライが取れたかどうかは、また別のスキルの話です。それよりも「チームで決めたことを、全員が意識してやり切れた」ことのほうが、この年代では何倍も価値があると考えています。

集中も最後まで途切れず、こちらが「今日は時間が経つのが早いな」と感じるほど密度の濃い時間になりました。また今月は、アカデミーを卒業した高校生たちが数名遊びに来てくれました。子どもたちにとって、少し先の自分の姿を見られる良い機会になったと思います。

【来月の予定】

来月は引き続きハンドリングを軸に、タックルやコンタクトの動きも遊びの要素を交えながら少しずつ加えていきます。

パスについては、まずは「確実につながる」精度をしっかり固めることを最優先に、そのうえで「どこへ、どのタイミングで投げるか」という判断へと段階的に進めていく予定です。あわせて、ゲーム前のチームトークで「攻めるときに意識すること」「守るときに意識すること」をひとつずつ決めて、やってみて、振り返るというサイクルにも挑戦していきます。

【りょうたコーチより】

いつも温かいサポートをありがとうございます。この年代で一番大切なのは、上手にさせることよりも「ラグビーって楽しい」と心から思ってもらうことだと考えています。楽しいと感じられれば、自分から練習するようになり、それが結局いちばん伸びる力になります。

暑い時期が続きますので、安全面には引き続き最大限気を配ってまいります。練習前後の水分補給や、当日の体調がすぐれないときの無理のない参加について、ご家庭でもお声がけいただけると大変助かります。8月もどうぞよろしくお願いいたします。