試合レポート
試合結果・日程
試合レポート

トップリーグ入替戦はレベルファイブスタジアム(福岡県)で宗像サニックスブルースとの対戦となった。
試合開始直後からサニックスの猛攻に合う。サニックスのキックオフボールをキャッチミスしサニックスボールラインアウトとなり、そこからクイックでボールを入れられ外まで展開されゴールライン目前まで攻め込まれるも(10)パエアがギリギリで止めノートライ。その後も何度かゴール前まで攻め込まれる場面があり、ギリギリでトライを凌ぐ我慢の時間が続く。先制はサニックス。23分、ラインアウトからの攻撃でラインブレイクされ約50mを走られトライを許す。ゴールも決まり、ドコモ0-7サニックスとされる。28分、今度はドコモが敵陣15m付近のラインアウトから連続攻撃でゴール前まで攻込み、最後はパエアが(12)川端にオフロードパスを繋ぎトライ。(15)才口のゴールも決まり同点に追いつく。その後お互い攻め手を欠き得点が動かないまま41分、サニックスがPGを決め、ドコモ7-10サニックスで前半終了となった。
後半に入るとお互いキックが多くなる。得点が動いたのは17分、サニックスがPGを決め、ドコモ7-13サニックスとなる。ドコモも20分に才口がPGを決めるも、26分にサニックスにPGを決められ、ドコモ10-16サニックスとなる。トライを取りたいドコモは30分、(9)辻埜のキックで敵陣ゴール前で行くと、(11)茂野がゴール前で相手を止め、こぼれ球を才口が抑えたがTMO判定の結果ノートライとなる。流れをつかめないドコモは34分、自陣で反則を犯しサニックスにPGを決められ、この時点で9点差をつけられる。残留に望みをかけ(16)緑川と(23)平瀬がグラウンドに入ると39分、連続攻撃から緑川が抜け出しトライ。才口のゴールは外れ、ドコモ15-19サニックスと4点差に迫る。試合終了のホーンが鳴り自陣から攻め続けるドコモであったが、ハーフウェイライン付近でノックオンがあり試合終了となった。この結果、ドコモはトップリーグ昇格後初の降格となった。
試合写真

【入替戦 サニックス戦】選手入場

【入替戦 サニックス戦】川端選手

【入替戦 サニックス戦】パエア選手

【入替戦 サニックス戦】佐藤大朗選手

【入替戦 サニックス戦】パエア選手

【入替戦 サニックス戦】ブルソー選手

【入替戦 サニックス戦】クリエル選手

【入替戦 サニックス戦】西浦選手

【入替戦 サニックス戦】衞藤選手

【入替戦 サニックス戦】茂野選手

【入替戦 サニックス戦】衞藤選手
下沖 正博 監督
まずは協会関係者のみなさま、このような環境を用意いただきありがとうございます。また、九州のファンおよびドコモ関係者の方に多く会場にお越しいただきうれしく思う。
後が無い中でトップチャレンジ1位通過の非常に強いサニックスに対し、何としてでも勝って残留を決めたかったが、このような結果となってしまった。すべての責任は私にあると感じている。来季は下部リーグなるが、もう一年しっかりと鍛え上げてこのトップリーグの舞台で試合ができるように努力したいと思う。
Q.サニックス戦に対し警戒した部分について対策はうまくいったのか、本日の敗因を含めて教えてほしい。
A.トップチャレンジの3試合を拝見したが、バックス、フォワードともに非常に強いボールランナーがおり、特に今年はアタックのシェイプもしっかりと整備されており、非常に訓練されている印象を受けた。ディフェンスでラックに巻き込まれると、相手の速いボールランナーが外でトライを取るアタックパターンを持ち合わせているようだったので、その辺りを警戒してブレイクダウンの判断とスキャンニングをして面を崩さないディフェンスをするように、今週1週間練習し良い準備ができたと思う。非常に得点力のあるサニックスに対して1トライということで、ディフェンスに関しては一定の評価ができると思う。アタックに関しては、ゲームマネージメントの部分、特にキッキングゲームに関しては相手に分があったと思う。それに対してカウンターをしかけつつ、テリトリーを獲ろうと臨んだが、結果エリアマネージメントの部分で相手に分があり自陣で戦う展開が続いたのが敗因。
佐藤 大朗 フランカー (キャプテン)
負けられない試合ということでチーム一丸となり今まで取り組んできた事を出そうと試合に臨んだが、サニックスのアグレッシブなディフェンスやアタックで差し込まれ自分たちのプレーが出来ずこのような結果となってしまい残念で悔しく思う。
ただ、この結果を糧にして1年間しっかりとハードトレーニングをして1年でトップリーグに戻ってきたいと思う。