試合レポート

試合結果・日程

順位決定トーナメント NECグリーンロケッツ

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

22

試合終了

8 前半 15

14 後半 17

32

NEC

NEC

123日(土曜)11:40-

駒沢オリンピック公園総合運動場

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試合レポート

公式戦復帰を果たした佐藤キャプテン

順位決定トーナメント3回戦は駒沢陸上競技場(東京都)にてNECグリーンロケッツとの対戦となった。

先制はNEC。14分、ターンオーバーから攻撃を受けオフロードパスを繋がれトライ。ゴールも決まり、ドコモ0-7NECとなる。19分、今度は自陣ゴール前からのドコモのキックがノータッチとなりカウンター攻撃を受け、オフロードパスを繋がれトライ。ゴールは外れ、ドコモ0-12NECとなる。連続トライを許したドコモは27分、敵陣ゴール前でのNECボールスクラムから、サイドアタックした8番を止めターンオーバー。(4)エツベスがインゴールに飛び込むもTMO判定の結果ノートライ。しかし、その後のドコモボールスクラムから連続攻撃をしかけ、(5)朴がラックサイドを飛び込みトライ。(15)才口のゴールは外れ、ドコモ5-12NECとする。37分、NECにPGを決められるが、41分、才口がPGを決め前半をドコモ8-15NECで折り返した。

後半に入り9分、NECにPGを狙われ、続く10分にもDGを狙われるがいずれも失敗。しかし、その後のドロップアウトのキックから攻撃を受け、(14)渡辺、才口がタックルに行くもかわされ、左サイドライン際を走られトライを許す。ゴールも決まり、ドコモ8-22NECとなる。これ以上点差を広げられたくないドコモであったが、20分、ドコモ陣内22m付近のNECボールのスクラムから14番にサイドを突かれトライを許す。ゴールも決まり、ドコモ8-29NECとなる。残り時間10分を切り少しでも点差を縮めたいドコモは、32分に敵陣ラインアウトからBKに展開し、途中交替で入った(23)クリエルがディフェンスラインを突破しトライ。才口のゴールも決まり、ドコモ15-29NECとする。しかし、36分、NECに駄目押しとなるPGを決められ点差を広げられる。寒空の中、応援に駆け付けてくれたファンの為にもトライを挙げたいドコモは41分、フェーズを重ね敵陣ゴール前まで迫り、最後は(12)パエアがトライ。才口がゴールを決め、ドコモ22-32NECで試合終了となった。この結果、今シーズンの順位は16位で確定した。

選手・コーチのコメント

下沖 正博 監督

ご覧いただいたとおり完敗です。選手たちは努力し自分たちのゲームプランを遂行しようとしたが、NECの固いディフェンスの前に、なかなかトライを取れず負けてしまった。入替戦の相手は決まっており非常に強い相手だが自分たちが、来年もトップリーグでやりたいという強い気持ちを持ってチーム一丸となりチャレンジャーのつもりで試合に臨みたい。すべては私の責任だと思っている。その事をしっかり自覚してこの1週間で出来ることをやりきりたい。

Q.サニックスに対する印象を教えてほしい。
A.トップチャレンジに入ってからの試合をすべて確認している。メンバーは昨年度とほとんど変わりないが、アタックの精度は昨年度以上のものがあると思う。しっかりとシェイプを使いボールをどんどん空いているエリアに運んぶアタックもあれば、強いランナーが縦に入るオプションもあるので、非常に的を絞りづらいアタックをしてくる印象だ。後半に入ってもリザーブの選手は全員がインパクトプレーヤーで、彼らが入ってからの得点力も高いので、ディフェンス面でコミュニケーションをとり、しっかりとノミネートして受け身になって差し込まれないようにしたい。

Q.昨シーズンに比べうまくいかなかった原因は?
A.アタックが的を絞りやすいアタックになってしまったと感じている。いくつかシェイプを用意しているが、単調なアタックが続いているのがトライを取りきれない原因だと思う。修正はしているが、プレッシャーの中で修正しきれていない。ディフェンスについては、昨年からラインスピードを上げる事にフォーカスしてきたが、少し寄り過ぎてしまう事があり、その辺を相手がしっかりと突いてきてトライを取られる事が続いている。次の試合に向けては、しっかりと面でディフェンスが出来るように修正したい。

Q.昨年はトライを取る力があると感じていたが、今シーズンは更にレベルアップするためにあえて変えたのか?
A.昨年をベースにし、今年は磨きをかけバリエーションを持ってやってきたが、試合が重なるにつれて精度の部分が落ちてきた。

Q.今シーズンのトップリーグの方式は戦いづらかったか?
A.今シーズンは前半節で良い結果を残してもトーナメントで負けてしまえばこのような結果にもなる。今シーズンの方式について、とやかく言うつもりは無い。この結果が自分たちの今シーズンの立ち位置だったと真摯に受け止め、1週間で修正できるものは修正し、来年度に向けて総括を行ったうえで、来年度は上位を目指せるチームを作っていきたい。

Q.他チームはワールドカップで活躍した選手が入ることで昨年度より順位を上げているが、なぜ上がらなかったのか?
A.彼らが来てくれたことでチームとして非常に刺激があった。彼らは自分たちが創りあげてきたものに沿ってハードワークをしようとしてくれた。コミュニケーションの部分でのエラーはあったが、中盤にかけて選手間でもコミュニケーションが取れるようになり意見を言い合えるようになったが、もう少し早い段階でコミュニケーションがとれるようになれれば良かったと思う。

佐藤 大朗 フランカー (キャプテン)

この1週間、コミュニケーションを上げディフェンスの修正を行ったが、タックルミスで失点に繋がった。次の試合は絶対に負けられないので、全員で一つになり残りの1週間でしっかり直したい。

Q.他チームはワールドカップで活躍した選手が入ることで昨年度より順位を上げているが、なぜ上がらなかったのか?
A.すごく良い刺激があったと選手自身も感じているし、彼らは積極的にコミュニケーションを図ってくれるので良いエッセンスをもらっている。逆に日本人選手が遠慮して、マインドの部分で彼ら頼みになっていたように感じている。自分たちで行けるのにパスをしてしまう部分が何度かあったので、そういう部分からも彼らに頼っていいたのだと感じている。

Q.次の試合はどんなゲームにしたいか?
A.相手は勝ってきているので勢いがあり燃えていると思うので、一人一人がハードワークをして、しっかりとディフェンスで止めきるゲームをしたい。