試合レポート
試合結果・日程順位決定トーナメント Honda HEAT
レッドハリケーンズ大阪
20
試合終了
13 前半 15
7 後半 8
23
Honda
1月9日(土曜)11:40-
試合レポート
順位決定トーナメント1回戦は駒沢陸上競技場(東京都)にてHonda HEATとの対戦となった。
ドコモのキックオフで試合開始。先制はホンダ。8分、ラインアウトから展開されBKが抜け出しトライ。ゴールも決まり、ドコモ0-7ホンダとされる。11分、敵陣でのドコモのミスからカウンターを受け左に展開されキック。そのボールを取られボールを繋がれトライを許す。ゴールは外れ、ドコモ0-12ホンダとされる。連続得点を許したドコモは15分、19分に(10)ポラードがPG決め、ドコモ6-12ホンダとする。その後、一進一退の攻防が続き30分。ホンダにPGを決められ、ドコモ6-15ホンダとされる。33分、ホンダゴール前のスクラムから(9)井之上→ポラードと繋ぎゲイン。最後はラックサイドを(2)泉が飛び込みトライ。ポラードのゴールも決まり、ドコモ13-15ホンダと2点差に迫る。その後、得点は動かず前半が終了した。
後半に入り4分。ドコモ陣内10m付近のラインアウトからホンダの連続攻撃受け、右ライン際を走られトライを許す。ゴールは失敗。14分にもホンダにPGを決められ、ドコモ13-23ホンダと点差を広げられる。16分、ドコモは(15)才口がPGを狙うも失敗。22分、ホンダ13番がシンビンとなるも、23分に(23)クリエルが危険なプレーでシンビンとなりお互い1人少ない状態となる。24分、ホンダがPGを狙うも失敗。27分、ドコモが敵陣22mラインアウトから連続攻撃。(4)エツベスが突破し最後はラックサイドを泉が飛び込み、この日2本目となるトライを挙げる。才口のゴールも決まり、ドコモ20-23ホンダと3点差に迫る。しかしその後、敵陣に攻め込むも得点を挙げることができず試合終了となった。
下沖 正博 監督
この試合は順位決定戦であるとともに、負ければ入替戦となる重要な試合なので、チームとしては1点でも多く得点を入れ順位を上げたいと思い臨んだが、結果的に相手のプレッシャーによって、なかなかトライを取ることができず勝つことができなかった。前半から敵陣で戦いたかったが、中盤でミスがあり逆に相手にターンオーバーされる展開が続いたので、その辺りが次の試合に向けた修正点だ。今回出た課題をしっかりと修正して、チーム全体が上を向いていけるように次の試合に向けて準備したい。
Q.この試合にどんな準備をしてどのような体制で臨んだのか?
A.ホンダは良いボールキャリアがいるので、まずボールキャリアに対してしっかりディフェンスしてボールをクイックで出させないようにした。アタックに関しては、相手のディフェンスに関わらず自分たちのテンポあるアタックでボールと人を動かし敵陣でプレーしたかったが、中盤からボールを動かしてもなかなか前に進むことが出来ず、結果的にミスをしてしまう悪循環に落ちいってしまった。その辺りも次の試合に向けて修正したい。
Q.悪循環ということで本日の試合はミスが多かったが、選手に硬さがあったのか?
A.ホンダはトップリーグでジャッカル数が1番多いということで、ブレイクダウンはかなり仕掛けてくると想定していた。そこでサポートプレイヤーを排除してボールを越えていくことを試合の途中で指示をしたが、なかなか我々に良いボールが出て来ず、相手のディフェンススピードが上がりプレッシャーに負けミスをしてしまった。その辺りをゲーム中に修正できなかったので次の試合に向けて修正したい。
Q.非常に強力な外国人選手がいるが起用方法を教えてほしい
A.ポラードに関してはキックで敵陣に入りたいということと、今回は順位決定戦であり負ければ入替戦という試合なので、1点でも多く得点したいということでゴールキッカーであるポラードを起用した。エツベスに関してはラインアウトはもちろんボールランナーとしても非常に強いところがあるので、アタックの中心として先発に起用した。クリエルに関しては、前半は縦にボールを運んだのに対して後半から横に動かしたいという意図で投入したが、シンビンになったことは誤算だった。
Q.エツベスが良いランをした直後にブルソーへ替えているがその辺りの意図は?
A.他の選手の疲労も見えていたので、彼を投入することでボールランナーを替え、ディフェンスの軸にもなるのでフレッシュな選手を入れて流れを変えたかった。
渡辺 義己 ウイング (ゲームキャプテン)
リーグ戦同様、素晴らしい環境のなか試合ができたことうれしく思う。リーグ戦終了後、この試合に向けて2週間練習を行ったが、セットプレーから一発で失点してしまったり、なかなかリズムに乗れず負けてしまったのは残念だ。1週間後に試合があるのでメンタルの部分を切り替えて次の試合に勝利できるように準備したい。
Q.前半8分に大外に回されあっさりトライを取られたが、その時のディフェンスはミスマッチがあったのか?
A.強いボールキャリアが中央におり、そのボールキャリアをケアするあまり少しディフェンスラインが寄ってしまい、うまく広いスペースにボールを運ばれディフェンスが慌ててしまったと思っている。
Q.順位決定トーナメントは選手として入替戦を回避したいもしくは順位を上げたいという意識のどちらが強いか?
A.そもそもベスト8が目標だった。その目標には届かなかったが、順位決定トーナメントではすべて勝てば9位になることができ当初の目標に近づくことができるので、新たな目標に向けてチャレンジしてきた。ただ、本日の試合は負ければ入替戦ということで入替戦回避という意識が強かったと思う。
Q.昨年度、初めて入替戦を回避したということで、やはり入替戦を意識してしまうのか?
A.3年連続入替戦で昨年度初めて入替戦を回避して、ワイルドカードに進出することができ新しいステージを見ることが出来た。そのステージに立つことでチームは更に成長するし、自分たちがもっと成長できると思うので、そのステージに立つためにも入替戦は回避したいという気持ちだった。