試合レポート
試合結果・日程
試合レポート

トップリーグ第4節トヨタ自動車戦が東大阪市花園ラグビー場(大阪府)にて行われた。
試合開始からトヨタペースで試合が進む。前半2分、ドコモ陣内10mライン付近でのトヨタボールラインアウトからBKに展開されトライを許す。ゴールも決まり、ドコモ0-7トヨタとされる。12分、ドコモゴール前ラインアウトからトヨタにモールで押し込まれ連続トライを許し、ゴールも決められドコモ0-14トヨタ。20分にもPGを決められ、ドコモ0-17トヨタと点差を開けられる。ドコモの得点は22分。トヨタゴール前ラインアウトからFWで攻込み、最後はBKに展開し(15)才口がディフェンスをかわしてトライ。(10)ポラードのゴールも決まり、ドコモ7-17トヨタとする。しかし、前半終了間際の39分にもトヨタにトライを許し、ドコモ7-24トヨタで前半を終了した。
後半もトヨタペースで試合が進む。6分、トヨタ陣内に攻込むもターンオーバーされ、そこからボールを繋がれトライを許す。ゴールも決まり、ドコモ7-31トヨタ。10分にもハーフウェイライン付近でターンオーバーされ、ボールを繋がれてトライを許し、ドコモ7-36トヨタと大きく突き放される。13分、トヨタ15番がシンビンとなり10分間の退出となる。相手が1人少ない状態を活かしたいドコモであったが、トヨタゴール前まで攻め込むもトライを挙げることができない。しかしシンビンから復帰後の23分、連続攻撃から(13)パエアが抜け出しゴール中央へトライ。才口のゴールも決まり、ドコモ14-36トヨタとするが、その後、両者得点を挙げることができず試合終了となった。
試合写真

【トップリーグ第4節トヨタ戦】選手入場

【トップリーグ第4節トヨタ戦】選手入場

【トップリーグ第4節トヨタ戦】集合写真

【トップリーグ第4節トヨタ戦】辻井選手

【トップリーグ第4節トヨタ戦】イオンギ選手

【トップリーグ第4節トヨタ戦】清瀬選手

【トップリーグ第4節トヨタ戦】茂野選手

【トップリーグ第4節トヨタ戦】緑川選手

【トップリーグ第4節トヨタ戦】ラック

【トップリーグ第4節トヨタ戦】杉下選手

【トップリーグ第4節トヨタ戦】才口選手
下沖 正博 監督
今日はホームでの試合でドコモ関係者も含め、多くの方々にお越しいただきうれしく思っている。
結果に関してはトヨタが非常によいアタックをして、序盤から我々が受けに回ってしまい最後まで引きずってしまった。
もちろんチームとしてはこの試合に勝つことを目的に臨んだがトライを取りきれず負けてしまった。結果について残念に思っているが、次の土曜日にヤマハとの試合が控えているので今日出た課題をしっかり修正して次節に臨みたい。
Q.ディフェンスについて
A.今日のトヨタは1人1人のアタック間隔が広く、いつも以上にボールを動かしてきたので、1vs1の状況を作られてしまった。そこに対して内側からしっかりと蓋をして1vs2の状況と作ることによってディフェンスの優位性が出てくると思うが、神戸戦のように1vs2の局面を作れなかったことが課題である。今日はディフェンスの間隔が広かったのでそこを修正したい。また、試合を通じて全体的にエナジーが感じられなかった。スキルの修正も当然あるが、選手1人1人の問題ではなく、今週1週間を通じたトレーニングや私のマネージメントの部分を振り返り練習計画を修正して、良い状態でヤハマ戦に臨みたい。
Q.ポラードのゲームメイクについて
A.セットプレーも先週に比べると安定した。ボールを動かし、キックを交えながら敵陣に入るというプランに沿ったプレーを見ることができマネージメントもうまくいっていた。彼の責任ではなく、全体を通じて相手にわかりやすいアタックをしてしまったと思っている。そのあたりの戦術の部分に関しては、ヤマハ戦までに修正して相手に的を絞られないように準備したい。
渡辺 義己 ウイング (ゲームキャプテン)
花園ラグビー場で試合ができたこと、たくさんのお客様の前でプレーできたことをとてもうれしく思っている。
今日の試合は、開始から10分間でトヨタの力強いアタックにドコモのディフェンスが受けてしまいエリアを下げられてしまった。アタックでも前進することができずボールが横に横に動いている状態だった。ハーフタイム以降は少しづつ修正して得点も取れたが、その後得点を挙げることができなかったことが課題だと思う。いつもより準備期間が短いが、次節に向けてしっかりリカバリーと修正をして昨年の日本選手権チャンピオンであるヤマハにチャレンジしたい。
Q.ハーフタイム以降も修正しきれなかった点について
A.今年のディフェンステーマは「ラインスピード」だが、1vs1のところで食い込まれラックを下げられたことによりディフェンスを整備できず前に出ることができなかった。後半も前半と同じく食い込まれてしまったことによって前に出れず、後手を踏んでしまい最後に外側のスペースへうまくボールを運ばれたということが得点を取られたシーンだと思っている。フィジカルが強いトヨタに対して1vs1では食い込まれると思っていたのでダブルタックルで行きたかったが、ただまっすぐ来るだけではなく、ボールをスペースに運び1vs1のシチュエーションを作られたのでトヨタがうまかったと思う。