試合レポート
試合結果・日程トップリーグ コカ・コーラレッドスパークス
レッドハリケーンズ大阪
23
試合終了
13 前半 7
10 後半 12
19
コカ・コーラ
11月14日(土曜)12:00-
試合レポート
トップリーグ第1節は東大阪市花園ラグビー場でコカ・コーラレッドスパークスとの戦いとなった。
前半開始直後からドコモは攻撃をしかけ敵陣深くまで攻め上がる。先制はドコモ。3分、コーラのペナルテーからPGを選択すると、(10)佐藤善仁が確実に決め、ドコモ3-0コーラとする。その後、何度も敵陣に攻め込むものの得点を挙げることができず苦戦すると、15分、自陣でボールを落とし、そのボールを繋がれ中央にトライを許す。ゴールも決まり、ドコモ3ー7コーラと逆転を許す。しかし、流れはドコモ。19分、連続攻撃から左サイドを(8)イオンギが抜け出し(11)茂野に繋ぐと相手のタックルを受けながら大きく手を伸ばしトライ。ゴールは失敗したが、ドコモ8-7コーラと逆転に成功する。34分、自陣10m付近のマイボールライアウトからバックスに展開し、(13)パエアがオフロードパスを(14)渡辺に繋ぎ、渡辺がそのまま右サイドを駆け抜けトライ。ゴールは失敗し、ドコモ13-7コーラとする。前半終了間際の39分、ドコモのペナルティーからコーラがPGを選択するも外れ、41分には、コーラに連続攻撃を許し右サイドを突破されるが、ゴールラインギリギリでパエアがタックルし、TMO判定の結果ノートライとなり前半が終了した。
後半も先制はドコモ。開始直後からフォワード、バックスが一体となり連続攻撃をしかけ、最後はパエアがトライ。佐藤善仁のゴールも決まり、ドコモ20-7コーラと相手を突き放す。11分、今週合流した(19)エツベスと(22)ポラードが入替えでグラウンドに入ると会場から大きな歓声が上がる。13分、自陣でのキックをチャージされ、そのボールを押さえられ左隅にトライを許す。ゴールも決められ、ドコモ20-14コーラと差を縮められる。18分、敵陣で得たペナルティーからPGを選択し、ポラードが決め、ドコモ23-14コーラと差を広げる。一進一退の攻防が続き、31分、コーラが連続攻撃をしかけゴール前でグラバーキック。そのボールを足で弾くがドリブルでゴールまで運ばれトライを許し、ドコモ23-19コーラと4点差まで追い上げられるも、その後の攻撃を凌ぎノーサイド。マン・オブ・ザ・マッチには、攻守で活躍したパエアが選ばれた。
下沖 正博 監督
本日は多くのファンの方にお集まりいただきありがとうございます。
内容はともあれ勝利できたことを非常にうれしく思っている。今回出た課題を次節のキヤノン戦までにしっかりと修正し良い準備をしたい。
Q.エツベス、ポラードを意図して早めに投入したのか?
A.前半からボールキープはできていたが簡単なハンドリングエラーやブレイクダウン周辺のペナルティーによって相手にボールを渡す機会も春から積み上げてきた自分たちのテンポを作れなかった。ハーフタイムでボールを持って縦を突くように指示をして後半早々にトライを挙げることができた。メンバーを変えたとこからテンポを上げていきたかったが、コンビネーションの部分かコミュニケーションの部分でエラーが発生し、最後まで乗り切れなかった。合流して間もないのは言い訳にできないので次の試合までに修正したい。
Q.エツベス、ポラードのコンディションは?
A.コンディションは非常に良い聞いているのでリザーブに起用した。全体練習としては限られた時間ではあったが、彼ら自身が積極的にコミュニケーションを図りチームの戦術も理解してくれているので状態は悪くなかった。ブルソーが早い段階でチームに合流しており、彼が中心となり南アフリカ勢とはコミュニケーションを図ってくれているので、コミュニケーションの部分では問題無いと本人からも聞いている。
渡辺 義己 ウイング (ゲームキャプテン)
このような環境で多くのファンの前で試合ができたこととてもうれしく思う。正直、勝てたことにほっとしている。開幕戦ということで緊張もありボールが手に付かない部分もあったが勝ちきれたことが良かった。第2節以降に向けて課題を修正し、この勢いのまま頑張りたい。
パエア ミフィポセチ センター (マン・オブ・ザ・マッチ)
○マン・オブ・ザ・マッチ受賞について
本当にうれしいです。みんなのおかげで受賞することができました。
○本日の試合について
前半はうまくプレーできていたが、後半はフィジカルが落ちてきたので今後上げていきたい。
チームとしても順調に調子を上げてきているので次節も期待してほしい。
○ファンのみなさんへ一言
雨の中でしたが暖かいご声援ありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします。