試合レポート
試合結果・日程トップリーグ2ndステージ 豊田自動織機シャトルズ
レッドハリケーンズ大阪
38
試合終了
17 前半 3
21 後半 14
17
豊田自動織機
11月29日(土曜)11:40-
試合レポート
約1ヶ月の中断期間も終わりトップリーグセカンドステージが開幕。初戦の相手は豊田自動織機。7週連続のハードな連戦の始まり。お互い勝って勢いに乗りたいところ。朝からの大雨も上がり、日差しも見える中試合が始まった。
試合開始しばらくはお互いにキックを中心にゲームを進め、陣地を取っていく展開。試合が動いたのは7分、(10)ホッブスと(7)ブルソーの猛タックルからボールを奪う。ブルソー→(5)土屋→(6)パク→(15)才口とボールをうまくつなぎ、巧みなランニングでディフェンスを振り切った才口が約60mの独走トライ。自らゴールも決め7対0とした。さらに13分にもブルソーのタックルから相手選手のミスを誘いボールを確保し展開。才口が前進する。捕まりラックとなるが、(9)辻埜が狭いサイドを突き、(2)緑川へパス。緑川はサイドラインに押し出されそうになるがボールを生かす。そのボールを辻埜から(11)茂野へつなぎトライ。12対0とする。21分にペナルティゴールを決められるが36分、敵陣深くのラインアウトからFWがモールを組みトライを狙う。モールは止められたがバックスに展開。最後は(13)パエアから(14)渡辺に渡り、渡辺がディフェンスをかわし右隅にトライ。前半を17対3のリードで折り返した。
後半に入り3分、8分に才口がペナルティゴールを決め23対3とする。さらに9分には自陣スクラムから(8)イオンギがサイドアタックし展開。ラックからボールを受けた途中出場(23)フィルヨーンが抜け出しキック。フィルヨーンが相手選手と競り合いながらインゴールでボールをおさえトライ。28対3とした。16分にドコモゴール前スクラムからトライを奪われるが、24分にカウンターからの連続攻撃で抜け出したフィルヨーンがキックパス。ボールをおさえたパエアがタックルを受けながらもオフロードパスを(12)清瀬に通し清瀬がトライ。フィルヨーンのゴールも決まり35対10。その後も豊田自動織機の激しい攻撃を止め続けるドコモ。36分に才口がペナルティゴールを決め38対10。試合終了直前にトライを奪われたが、38対17で今季初勝利。4トライ以上のボーナスポイントを含め勝点5を獲得した。マン・オブ・ザ・マッチには1トライ、1ゴール、3ペナルティゴールの16得点を挙げた才口が選ばれた。
下沖 正博 監督
今季トップリーグ初勝利をうれしく思います。また来週のコーラ戦に向けて、1週間良い準備をして勝利を掴みたい。
Q、ウインドウマンスで修正した点は?
アタックに関して、大きな戦術変更はしていない。1stステージで課題であった得点を取りきれない点について、状況判断の部分を徹底的に修正した。また、ディフェンス面では、タックルミスで失点につながることが多かったので、1対1のタックルからディフェンスシステムまでしっかりと修正した。ウインドウマンスで課題をしっかり修正できたことが本日の勝利につながったと考えている。
吉岡 宏樹 ロック (キャプテン)
本日のゲームは、前半から攻めていこうとしっかり意識づけをして臨んだ。スクラムとラインアウトが安定してきたのが勝利の要因だと思う。また次節のコーラ戦に向けてしっかりと準備したい。
Q、PGを狙う判断基準は?
キッカーとコミュニケーションをとり、キッカーが自信のあるエリアではPGを狙った。キッカーの状況によって、FWで攻めるかPGを狙うのか判断した。
才口 將太 フルバック (マン・オブ・ザ・マッチ)
1stステージを終えてから6週間、選手・スタッフを含めチーム全員で厳しい練習に取り組んだ結果が今日の勝利につながったと思う。今期初勝利ということでほっとしている部分はあるが、まだまだ今日がスタートなので引き続きチーム全員で頑張りたいと思う。
〇マン・オブ・ザ・マッチ受賞について
初めてのマン・オブ・ザ・マッチ受賞うれしく思います。
ターンオーバーからのカウンターアタックをチームとして取り組んでおり、みんなが個々の役割を遂行した結果、たまたま自分の前にスペースが空いてファーストトライを挙げることができた。マン・オブ・ザ・マッチ受賞は、チーム全員のおかげです。
〇ファンの皆さんに一言
1stステージでは1勝もできず、ファンのみなさんにはもやもやさせてしまいましたが、今日良いスタートが切れましたので、2ndステージでは自分たちがやろうとしているラグビーをしっかり出して、良い結果を残せるように頑張りますので応援よろしくお願いします。