試合レポート
試合結果・日程試合レポート
前日の練習試合は3点差での勝利。NTT大会でもNTTコミュニケーションズ(NTTコム)に勝利して2連勝としたいところ。
試合開始直後から積極的に攻めるドコモ。ゴール前まで迫るが固いディフェンスに阻まれトライを奪えない。前半16分、ついにゴールラインをこじ開ける。敵陣ゴール前ラインアウトからモールを押し込み(3)許がトライを奪う。しかし、22分、27分とNTTコムに連続トライを奪われ、さらに34分にはペナルティゴールを決められ5対17とされる。これ以上引き離されたくないドコモ。前半終了間際、相手キックからカウンター攻撃。(11)宮里が相手ディフェンスをかわし大きくゲイン。(9)笠木、(14)平瀬、(8)箕内、さらに平瀬につながりトライ。笠木のゴールも決まり、12対17の5点ビハインドで前半を終了した。
後半に入り2分、(5)熊谷と(2)泉の強烈なダブルタックルから相手ボールを奪い、フォワードの細かいパス回しから(20)モリテカが大きくゲイン。ラックから出たボールが少し乱れるがそのボールを拾った(19)土屋が巧みなランニングを見せトライを決める。笠木のゴールも決まり、19対17と逆転。ここからお互いの勝ちたい意地がぶつかり一進一退の攻防が続く。スコアが動いたのは32分。スクラムからの連続攻撃。相手ディフェンスのギャップを見つけたスタンドオフ(23)茂木が突破し50mを独走。相手ゴール前まで迫る。そのラックからスクラムハーフ(22)辻埜がサイドを突きトライを決め、24対17と点差を広げる。しかしNTTコムも37分反撃のトライ。この時点で24対22と2点差リード。ゴールキックが決まれば同点とされる場面。相手のゴールキッカーに向かって全速力でプレッシャーをかける(24)渡辺。このプレッシャーがゴール成功率の高い相手ゴールキッカーの足元を微妙に狂わせたのか、ボールはゴールポストに当たって手前に跳ね返り、ゴール不成功で2点差のまま。この後、NTTコムの猛攻を受けるが試合終了間際にペナルティキックを獲得し、ドコモは相手ゴール前まで迫り連続攻撃。辻埜からのパスを受けた茂木がドロップゴール。決まった瞬間にノーサイドの笛が鳴る。27対22でNTTコムを下し、昨日に続き勝利した。
才口 將太 ゲームキャプテン
今日の試合は勝ち負けにこだわらず、春シーズン取り組んできた事を出そうと試合に挑んだが、練習してきたことが出せたうえ、勝利で春シーズンを締めくくれたことがうれしい。春シーズンは個々を鍛える事に取り組んでおり、組織力向上はこれからの課題だが、今日の試合では組織力を充分発揮できたと思う。今後、夏合宿でチームを仕上げ、今シーズンはよい結果を出せるように頑張りたい。
<strong>―ファンのみなさんへ一言―</strong>
今日は千葉での試合でしたが、全国どこへ行ってもドコモのファンの方は応援にかけつけてくれるので本当に力になっております。今シーズンも引き続き応援よろしくお願いします!
箕内 拓郎 選手
春シーズンは、ほとんどチーム練習を行わず、個々の強化中心の練習に取り組んできた。今日の試合、前半は噛み合わなかったが、後半はボールが動くようになり得点に結びついた。今後、チーム練習をメインに取り組むと思うが、今日の試合で個々の実力が向上していることを実感できたので、シーズンに向けてすごく手ごたえのある試合になった。
<strong>―ファンのみなさんへ一言―</strong>
2年続けて残念な結果でしたが、トップリーグに残れたことを糧に、春から覚悟を決めて練習してきました。チームは、良い雰囲気で、シーズンに向け計画通り進んでます。
今日の試合で今シーズンの目標に向け、良いスタートが切れたのではないかと思います。
今シーズン、1stステージ上位4チームに入れるように頑張りますので応援よろしくお願いします!
茂木 大輔 選手
昨日の試合、体を張ったプレーをみんながして勝利することができたので、チームに良い流れができ、今日の試合の入りも良かった。
途中出場だったが、僕もその良い流れにうまく乗り、チームもその流れに乗れるように、なるべく敵陣で戦うことを意識しプレーしたが、どのエリアでもみんな一所懸命動いてくれたのでこの結果が出せたと思う。
<strong>―ファンのみなさんへ一言―</strong>
今シーズンからレッドハリケーンズに入団いたしました。一所懸命頑張りますので応援よろしくお願します。