試合レポート
試合結果・日程
NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2025-26 DIVISION 2 日本製鉄釜石シーウェイブス
レッドハリケーンズ大阪
28
試合終了
15 前半 14
13 後半 10
24

日本製鉄釜石シーウェイブス
3月15日(日曜)13:00-
試合レポート

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 ディビジョン2、第8節。レッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)は釜石復興スタジアムで釜石シーウェイブスRFC(釜石SW)との一戦に臨んだ。シーズン序盤の4連敗から劇的な3連勝でこの試合を迎えたハリケーンズ。勝敗を5割に戻し、シーズン後半戦へ弾みをつけるため、そして何より、約一年前に同じ場所で惜敗を喫した雪辱を果たすため、チーム一丸となって勝利を目指した一戦は壮絶なシーソーゲームとなった。
試合は序盤から激しく動いた。前半4分、釜石SWに先制トライとコンバージョンゴールを決められ、いきなり0-7とリードを許す展開。しかし、今のRH大阪はここから崩れない。直後の8分、敵陣深くでのラインアウトから力強いモールを形成すると、最後はLOエリオット・ストークがインゴールに飛び込み、すぐさま5点を返す。コンバージョンは失敗に終わるも、反撃の狼煙を上げた。
だが、勢いに乗る釜石SWに10分、再びトライとゴールを許し、スコアは5-14に。厳しい時間帯が続いたが、選手たちは冷静だった。17分、相手の反則から得たペナルティチャンスをFB山口泰輝が確実に決め、8-14と点差を詰める。一進一退の攻防が続く中、前半終了間際の34分、ついにハリケーンズが試合をひっくり返す。連続攻撃からフェーズを重ね、最後はLO杉下暢がディフェンスラインを突破し中央にトライ。山口のコンバージョンも決まり、15-14と逆転に成功。粘り強い戦いでリードを奪い、前半を折り返した。
後半、勝利への執念がぶつかり合う、まさに死闘となった。開始7分、釜石SWにPGを決められ15-17と逆転を許す。しかし、そのわずか2分後、SO呉嶺太が相手の隙を突く華麗な走りでトライ。山口のコンバージョンも成功し、22-17とすぐさまリードを奪い返す。ここから試合はさらにヒートアップ。21分、釜石SWの猛攻を受け、この日2本目となるトライを献上。コンバージョンも決められ、スコアは24-22。三度、試合の主導権が相手に渡ってしまう。
残り時間は20分弱。2点を追いかける絶体絶命の状況。しかし、選手たちの心は折れていなかった。26分、プレッシャーのかかる場面でFB山口が冷静にPGを沈め、25-24と再々逆転に成功。1点差の緊迫したリードを守りながら、時計の針を進める。そして迎えた後半37分、勝負を決める大きなチャンスが訪れる。敵陣で得たペナルティ。キッカーは山口。スタジアムの誰もが固唾をのんで見守る中、放たれたボールは美しい軌道を描いてゴールポストの間を通過。スコアを28-24とし、リードを4点に広げた。この値千金のPGが決定打となり、直後にノーサイドのホイッスルが鳴り響いた。
逆転に次ぐ逆転、最後までどちらに転ぶか分からないシーソーゲームを制し、RH大阪は大きな1勝を手にした。この勝利は単なる1勝ではない。シーズン序盤の苦境を乗り越え、チーム一丸となって掴んだ4連勝であり、昨季の雪辱を果たしたリベンジの勝利であり、そして勝率を5割に戻し、シーズン後半戦へ向けて確かな自信を植え付けた勝利である。
特に、勝負どころで3本のPGを全て成功させたFB山口泰輝の精神力の強さは、チームに勝利を呼び込んだ。そして80分間走り続け、体を張り続けた全選手のハードワークがこの結果に繋がったことは言うまでもない。
劇的な勝利を弾みに、RH大阪はさらなる高みを目指す。厳しい戦いは続くが、この日の勝利が証明したように、我々にはどんな困難も乗り越える力がある。
この勢いをそのままに、勝利を目指して戦い抜く。
試合写真

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赤迫幸知 選手 (入団初先発)
◼︎公式戦初先発の気持ちをお聞かせください。
メンバー発表で先発と聞いたときは少し緊張しましたが、あまり気負いすぎずにチームの勝利のために全力でプレーすると決め試合に挑みました。
◼︎チーム4連勝に向けてどのようなことを意識していましたか。
チームに合流したばかりなので連携の部分でミスが起こらないないように、いつも以上にコミュニケーションを取ることを意識していました。
◼︎次節に向けてファンの皆様にメッセージをお願いします。
毎試合たくさんのご声援ありがとうございます。
これからもタフな試合が続きますが、次はホストゲームで勝利できるように全力で頑張ります。
応援のほどよろしくお願いします。