試合レポート
試合結果・日程
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NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 ディビジョン2 第3節が、1月10日(土)に夢の島にて開催され、我々レッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)は清水建設江東ブルーシャークス(以下、江東BS)とのビジターゲームに挑んだ。
冷たい風が吹く中キックオフの笛が鳴り響くと、RH大阪は最高の形で試合の口火を切った。前半10分、敵陣深くでのラインアウトからFWモールを形成。じりじりとゴールラインに迫る中、CTB射場大輔がスクラムハーフからボールを受け取るとディフェンスラインを切り裂き、そのままインゴールへ飛び込む先制トライ。 FWとBKが連動した、見事なチームアタックで最高の立ち上がりを見せる。このトライで得たコンバージョンゴールもFB山口泰輝が冷静に成功させ、スコアを7-0とする。
RH大阪の勢いはここで終わらない。前半14分、相手ボールのラックに対し、ヘンリー・タエフがスティールで相手の反則を誘い、絶好の攻撃機会を得ると山口泰輝が素早くリスタート。反応の遅れた相手ディフェンダーを翻弄し、一気にインゴールへ。自らコンバージョンゴールも正確に沈め、スコアは14-0。わずか15分足らずで試合の主導権を完全に握ったかに見えた。
しかし、ここから意地を見せたい江東BSが猛反撃を開始する。前半26分、一瞬の防御の隙を突かれWTB西端玄汰にトライを許すと、さらに前半33分、相手の連続攻撃からSHハリソン・ゴダードにトライを奪われ、コンバージョンも成功。前半終了間際の立て続けの失点により、築き上げたリードはあっという間に削られ、スコアは14-12。わずか2点のリードで、緊迫した雰囲気のままハーフタイムを迎えることとなった。
後半、試合の流れを完全に引き寄せたい江東BSのプレッシャーがさらに強まる。後半7分、再びWTB西端にラインブレイクを許し、そのままトライを決められる。コンバージョンも成功し、スコアは14-19。ついに逆転を許し、追いかける展開となってしまう。苦しい時間帯が続く中、RH大阪ベンチが動く。後半10分、PR深澤翔祐、HO佐藤耀、PR指田宗孝、FLブレイク・ギブソンといったFWメンバーを交代させ、試合のテンポを変えようと試みる。その後も次々と選手を投入し、チーム一丸となって流れを引き戻そうと必死のプレーを続けた。
試合が終盤に差し掛かった後半27分。敵陣ゴール前でのスクラムからフリーキックを獲得すると、SH浜野達也が間髪入れずに速攻を開始。そこからFW陣が怒涛の連続攻撃を見せる。ロトゥイニシ、石井勇輝らが低い姿勢で力強くボールを運び、フェーズを重ねるごとにゴールラインへと迫っていく。そして最後は、この日ワークレート高く体を張り続けたLO杉下暢が、相手ディフェンスの壁をこじ開けるように執念でボールをインゴールにねじ込んだ。グラウンディングの瞬間、チームに歓喜が爆発した。キッカー山口がプレッシャーのかかるコンバージョンゴールをポスト中央へときっちりと沈め、21-19と土壇場で試合をひっくり返し、勝利への望みを大きく手繰り寄せた
しかし、試合終了間際の後半35分、江東BSのWTB尾﨑達洋に外側のスペースを突かれ、痛恨のトライを献上。コンバージョンも決められ、スコアは21-26。残り時間はわずか。最後の力を振り絞り、自陣から猛攻を仕掛けるも、相手の堅いディフェンスを崩すことはできず、無情にもノーサイドの笛がスタジアムに鳴り響いた。
序盤の完璧な試合運びを勝利に繋げることができず、非常に悔しい敗戦となった。しかし、逆境の中でも決して下を向かず、一度は試合をひっくり返した選手たちの粘り強いファイトを次節につなげたい。
最後まで熱いご声援を送ってくださったファンの皆様、本当にありがとうございました。皆様の応援が、選手たちの最後まで戦い抜く大きな力となりました。次こそ、最高の笑顔を共に分かち合いましょう。
試合写真

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深澤翔祐 選手 (今季初先発)
■.今季初先発、どのような気持ちで試合に臨みましたか?
約3年ぶりの公式戦での先発ということで、起用してもらえた嬉しさと同時に緊張もありました。ただ、自分がチームに貢献できるのはスクラムで相手にプレッシャーをかけることだと考えていたので、そこに全力で集中しました。
■今回の試合を踏まえて次戦大阪ダービーに向けたファンの皆さまへのコメントをお願いします。
開幕3連敗と苦しい状況が続いていますが、だからこそベクトルを外ではなく、常に自分たちに向けて、勝利をつかみたいと思います。ホストゲームでは、いつも多くのファンの皆さんが背中を押してくれています。その声援に応えるためにも、レッドハリケーンズ大阪らしく、ひたむきに泥臭く、プレーします。応援よろしくお願いします。