試合レポート
試合結果・日程
NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2024-25 DIVISION 2 九州電力キューデンヴォルテクス

レッドハリケーンズ大阪
14
試合終了
9 前半 8
5 後半 8
16

九州電力キューデンヴォルテクス
3月23日(日曜)14:30-
試合レポート

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2024−25シーズン 第9節は穏やかな気候に包まれる中、レッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)は熊本県えがお健康スタジアムで九州電力キューデンヴォルテクス(以下、九州KV)と対戦となった。
九州KVとの前回の対戦は2/9第5節。試合は20-27でRH大阪が今シーズン初めての敗戦を喫した因縁の相手だ。
第5節のスターティングメンバーから6名を入れ替えたRH大阪は、上位進出に向けて落とせない試合。試合前のロッカールームからも緊張感が伺える。
九州KVのキックオフで試合は開始。
お互いにキックとパスを織り交ぜながら前進を試みるも、ミスや反則で流れをつかめない。
試合が動いたのは14分。RH大阪の反則からペナルティゴールを狙い、0-3とリードを奪われる。
24分には相手陣地でペナルティを獲得したRH大阪はペナルティゴールを選択。山口選手が落ち着いて決め試合を振り出しに戻す。
追加点を奪いたいRH大阪だが31分、土橋選手が危険なプレーでシンビンとなり14人でのプレーを余儀なくされる。
その後九州KVにトライを奪われるもペナルティゴール2本を追加し、9-8の1点リードで前半を折り返す。
後半8分、力強くボールキャリー⇩倉橋選手がハイタックルを受けペナルティを獲得。ペナルティゴールでの追加点ではなく、タッチラインへけり出しラインアウトを選択するRH大阪。そのラインアウトをしっかり獲得しモールを組み前進、相手ディフェンダーがモールに集まったところを井之上選手が見逃さず佐藤(耀)選手へコール、ボールを受け取りそのままトライゾーンへ。「必ずトライを奪う」という強い意志を感じるプレー選択が功を奏し14-8とリードを6点に広げる。
その後、後半17分には自陣での反則からペナルティゴールを決められ14-11と3点差に迫られるがRH大阪は後半21分にメンバーを大幅に入替え、追加点を狙う。
ボールを動かしリズムをつかもうとするも、反則から攻撃を継続できないRH大阪。後半31分には自陣ゴール前ラインアウトからのモールを止めきれずトライを奪われ、ここで逆転を許してしまう。(14-16)
残り時間約10分、逆転を信じ攻め続けるRH大阪だが九州KVの固いディフェンスにチャンスを作り出せない。
ラストプレーのホーンが鳴ったとき、サポートの一瞬の遅れを見逃さず九州KVがスティール。ペナルティを奪われそのまま試合終了。
またしても九州KVのブレイクダウンへの集散の早さに自分たちの型を発揮できず悔しい敗戦となったRH大阪。
次節は3月29日(土)江東区夢の島競技場(東京)で清水建設江東ブルーシャークスと対戦する。
チーム目標である”ディビジョン1との入替戦出場”に向けて絶対に負けられない戦い。「タフ・規律・絆」という自分たちのベースに立ち返り勝利を目指したい。
試合写真

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【リーグワン2024-25第9節】佐藤(耀)選手.jpg
知念優来 選手
--レッドハリケーンズでの公式戦初出場、試合を振り返っての感想を教えてください。
試合出場できて嬉しく思います。自分の中では全力を出せましたが、後半チームに勢いをつけることができずまだまだ課題があるのでその部分をしっかり見つめ直して次に繋げたいと思います。
--どのようなことを意識して戦おうと考えていましたか。
自分の役割を全力でやり切ろうと思い試合に入りました。セットプレーを安定させることやサポートの速さなどいつも練習でやっていることを試合で体現することを意識していました。
--ファンの皆さまに一言お願いします。
いつも応援して下さり有難うございます。結果は残念でしたが個人としてもチームとしても成長できる部分がたくさんあると感じる試合だったので切り替えて次に繋げて行きたいと思います。これからも応援宜しくお願いします。