試合レポート

試合結果・日程

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2024-25 DIVISION 2 花園近鉄ライナーズ

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

36

試合終了

17 前半 10

19 後半 7

17

花園近鉄ライナーズ

花園近鉄ライナーズ

111日(土曜)14:30-

東大阪市花園ラグビー場

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試合レポート

2【リーグワン2024-25第3節】佐藤(大)選手 (2).jpg

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2024−25シーズン 第3節、リーグワン開始以来初の“大阪ダービー”花園近鉄ライナーズ(以下、花園L)戦は1月11日(土)東大阪市花園ラグビー場(大阪府)で行われた。
シーズン開幕から2連勝と勢いにのるレッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)。昨シーズンディビジョン1で戦った花園Lに対して受けることなくアタック、ディフェンスともに前に出続けられるかが勝負の鍵となる。

前半は花園Lのキックオフで試合が開始された。
キックオフボールを獲得したRH大阪はキックで地域を挽回。そこで出来たラックで今シーズン初先発の佐藤(大)選手がスティールに成功し最高の立ち上がりを見せる。
最初の得点は前半6分のRH大阪。相手の反則から敵陣トライライン付近まで攻めこみフォワードが連続攻撃。アラダイス選手がディフェンスをうまく引き付けそこに走りこんだ指田選手がそのままトライ。山口選手のゴールも決まり7-0とする。
このまま波に乗りたいRH大阪だったがその後12分にトライ、17分にペナルティゴールを奪われ7-10と逆転を許す。
その後拮抗状態が続くがRH大阪が中盤から連続攻撃。山口選手の2度のビッグゲインでトライライン目前に迫る。浜野選手からパスを受けたパエア選手が仕掛け相手につかまるもオフロードパスを受けた土橋選手がターンをうまく使いトライゾーンを陥れる。(14-10)
その後前半終了間際に山口選手がペナルティゴールを決めて17-10で前半を折り返す。

後半、風下のRH大阪は前半最後の流れをそのままに敵陣後半6分、トライライン目前のラインアウトからパエア選手がゲイン、続いてギブソン選手が力強いボールキャリーでゴールポスト右にトライを奪う。(24-10)
その後相手反則から得たトライライン前ラインアウトから連続攻撃し坂本選手が密集サイドを突きトライを決めリードをさらに広げる。(31-10)
攻撃の手を緩めないRH大阪は後半18分、ラインアウトモールが崩れるも佐藤(大)選手がディフェンスのギャップを見逃さずボールを持ち出しそのままトライ。(36-10)後半24分に花園Lにトライを奪われるもその後相手の攻撃を粘り強いディフェンスで無得点におさえノーサイド。ボーナスポイントを獲得し最高の勝利で開幕3連勝とした。

松川功ヘッドコーチが試合後記者会見で語った通り「あきらめが悪く、常にプレーし続ける」姿を体現するRH大阪。
次節はリーグワン初の対戦となる清水建設江東ブルーシャークスをヤンマースタジアム長居(大阪)で迎え撃つ。
最高の月曜日の朝を迎える準備を進めたい。

選手・コーチのコメント

エリオットストーク 選手 (プレーヤーオブザマッチ受賞)

■POTM受賞おめでとうございます。試合を振り返っての感想を教えて下さい。
相手の強いアタックによく立ち向かい、セットプレーではラインアウトでのペナルティ獲得と堅実なスクラムでゲーム全体を支配し勝利に値するプレーができたと思います。

■昨シーズン、D1でプレーした相手に対して、どのようなことを意識して試合に臨みましたか。
相手の攻撃的なボールキャリーとプレーメーカーを意識し、早めにプレッシャーをかければチャンスがくることが分かっていました。 また、相手のアタックにプレッシャーをかけるために、ブレイクダウンを遅らせることを意識しました。

■次の試合に向けて意気込みをお願いします。
楽しみで待ちきれない気持ちです。 変わらないサポートをくださったレッドハリケーン大阪サポーターの皆様に感謝いたします。 Lots of love Stookesy

鶴田馨 選手

■今季初先発、試合を振り返っての感想を教えてください。
まずはチームが勝ててほっとしています。チームが良い形で連勝している中、その勢いを止める訳にはいかないと緊張感を持って試合に臨みました。100%満足とはいきませんが、自身の役割も果たしつつ楽しんでプレーできたのは良かったです。

■昨シーズンD1で戦った相手に対して、どのように戦おうと考えていましたか。
相手よりも自分たちのアタックディフェンスを明確にして80分間遂行するマインドで戦いました。良い選手がたくさんいますが、我慢すればいい形が作れると信じ、きつい状況でもコネクションを切らさない事も意識しました。

■次の試合に向けて意気込みをお願いします。
結果が出ている事でチームがいい方向に進んでいると全員が実感しています。チャレンジャーとして引き続き直向きに頑張りますので、これからもご声援のほどよろしくお願いします。