試合レポート

試合結果・日程

プレシーズンマッチ 三重ホンダヒート

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

24

試合終了

14 前半 21

10 後半 12

33

三重ホンダヒート

三重ホンダヒート

127日(土曜)13:00-

Hondaアクティブランド

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試合レポート

1【プレシーズンマッチ三重H戦】西川選手 (2).jpg

レッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)の2024-25シーズン プレシーズンマッチ最終戦となる三重ホンダヒート(以下、三重H)戦は、強い風が吹きつける中、三重Hのホームグラウンドであるホンダアクティブランドで開催された。
三重Hの昨シーズンの成績はDIVISION 1で11位。下位に位置しDIVISION 2との入替戦に出場したものの、昨シーズン終了後に戦力を大幅に補強した強力チームである。

試合は午後1時、三重Hボールキックオフで開始。
開始早々のファーストラックから出たボールを山口選手が相手の背後にショートパント、反応した土橋選手がそのままキャッチし大きくラインブレイク。再び山口選手から茂野選手へのキックパスは相手にキャッチされるも、ペナルティを獲得し最高の立ち上がりを見せる。
立ち上がりから自分たちの流れを継続したいRH大阪だが、自らの反則で自陣への進入を許す。
その後4分、ラインアウトから相手の連続攻撃を止めきれず先制トライを奪われ0-7。その後9分、16分と連続トライを奪われ0-21とスコアを大きく離される。
嫌な流れを断ち切りたいRH大阪は自陣ゴール前での相手のペナルティから、山口選手がキックで地域を大きく挽回し敵陣でのラインアウト。そこから大きくボールを展開し鶴田馨選手がうまくターンを使いゲイン、うまく山口選手につなぎラインブレイク。西川選手につなぎスピードで相手ディフェンダーを抜き去りトライ。ゴールも決まり7-21とする。
前半41分には敵陣ゴール前ラインアウトからフォワードが連続攻撃を仕掛け、相手ディフェンダーが寄ったところを見逃さずバックスに展開。鶴田馨選手が相手をうまく引き付けて作ったギャップに山口選手が矢のように走り込みそのままトライ。14-21とワントライ差に詰め寄りハーフタイムを迎える。
「後半まずは規律を守ろう。敵陣でプレーするために規律を守り、前半ラスト10分のエナジーで後半開始からプレーしよう」(ゲームキャプテン 茂野選手)

前半の課題を修正すべく意思統一を行い、RH大阪ボールで後半が開始した。
先にスコアを取りたいRH大阪であったが開始早々ミスと反則から自陣深くに入られる。RH大阪ボールのスクラムをプッシュされそのままこぼれたボールを拾い上げられトライ(14-28)。
RH大阪は14分、敵陣22mライン付近でのラインアウトからモールを作りフォワードが前進、相手のコラプシングがありモールを崩されるも、島田選手がうまく持ち出しそのままトライし21-28。再び点差を7点とする。
その後24分、敵陣で得たペナルティでショットを選択、射場選手が落ち着いて決め24-28。ワントライで逆転の点差まで詰め寄り相手にプレッシャーをかける。
その直後のキックオフでノックオン。自陣で相手ボールスクラムとなる。
そこから相手のデザインされたアタックと巧みなオフロードパスで自陣ゴール前までゲインを許し、そのまま勢いでボールを持ち込まれトライを奪われる。ゴール失敗で24-33と9点ビハインドとなる。
そこから果敢に攻撃を仕掛けるもそのままノーサイド。

プレシーズンマッチ唯一のDIVISION 1との対戦は9点差で敗戦と悔しい結果に終わった。
試合後の選手の表情は、今日の試合に掛ける思いを表していた。
「チャレンジャーである自分たちが開始から0-21の状況を作ったらあかん。自分たちから仕掛けないといけない」(杉下暢キャプテン)
要所のミス、反則と課題も出た中、点差が開いてからも喰らいつく執念とそこから勝ちにこだわる姿勢、改善点と次につながる点どちらも見えたプレシーズンマッチ最終戦となった。

次戦は12月22日(日)、リーグワン2024-25シーズン開幕戦となるNECグリーンロケッツ戦(ヤンマースタジアム長居 14:30K.O.)。
チームの目標達成に向けて負けられない試合。ホストタウン大阪の声援を背に、勝利を掴みたい。

選手・コーチのコメント

大塚健太郎 選手

■試合を振り返って感想を教えて下さい。
試合に負けたことはとても悔しく思います。内容としても自分たちのラグビーができたわけではなかったので、この学びを活かして修正していきたいと思います。

■D1チームとの試合、どのようなことを意識して試合に臨みましたか。
相手はD1のチームでしたが、自分のやるべきことをしっかり遂行することを意識して試合に臨みました。

■リーグワン開幕に向けて意気込みをお願いします。
まずは開幕戦勝つために残りの期間、チームとしていい準備ができるよう取り組んでいきます。個人としては、チームのために自分のできることを考えながら努力していきます。

西川賢哉 選手

■試合を振り返っての感想を教えて下さい。
D1のチームだけあって、DFの壁が厚かったり一人一人のフィジカルが強かったりと感じました。でもその中で自分たちが通用するところもあったので良い経験になったと思います。

■ウィングらしい素晴らしいトライがありました。どんなことを考えてプレーしていましたか?
味方がうまくボールを繋いでくれたので、それを無駄にしないためスピードを殺さないようボールを貰うことを意識しました。

■12/22のリーグワン開幕に向けて意気込みをお願いします。
まずメンバーに選ばれるようにアピールして、
選ばれたらトライを取って勝利できるように貢献したいです。