試合レポート

試合結果・日程

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 DIVISION 2 浦安D-Rocks

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

12

試合終了

5 前半 31

7 後半 0

31

浦安D-Rocks

浦安D-Rocks

33日(日曜)13:00-

ヨドコウ桜スタジアム

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試合レポート

3【リーグワン2023-24第7節vs浦安DR】小島選手 (2).jpeg

目標到達の厳しさ:レッドハリケーンズ大阪、浦安D-Rocksの壁を越えられず

レッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)がTOP3に入るため落とすことができない重要な試合は、ホストスタジアムであるヨドコウ桜スタジアムで行われた。天気には恵まれたが、非常に強く冷たい風が吹く中での試合となった。

RH大阪は直近のゲーム内容が徐々に良くなっているとはいえ開幕2戦以降勝利を得ることができず苦しい状況である。
第7節の相手はリーグワン・DIVISION 2、現在1位を走る浦安D-Rocks(以下、浦安DR)で、前回の試合では15対45で負けており、今節の試合も厳しい戦いになることが予想された
今季練習試合を含めると3戦目となるが、浦安DRはワールドクラスの外国人選手と日本代表選手が多く所属しており、個々のアタックが凄まじい破壊力を秘めていることが特徴のチームで、グラウンドのどこからでもトライを取るポテンシャルを持つチームである。
しかし、個々の強さゆえかミスも多いため、RH大阪はいかに隣り合う選手とコミュニケーションをとり、連携の取れたアタック、ディフェンスができるかが勝利を得るためには重要となる。前回の試合では最後までそこを守ることができずラスト20分で大量トライをされてしまう結果となった。

試合は浦安DRのキックオフでスタートするが、RH大阪のペナルティから浦安DRにゴール前ラインアウト奪われてしまい、わずか開始2分で浦安DRに先制を許してしまう。
その後も厳しい展開が続き前半40分まででスコアが0対31と厳しい展開となってしまった。
しかし、後半40分に敵陣ゴール10m前でラインアウトを獲得したRH大阪は、ラインアウトのトリックプレーから花田選手がトライライン迄後5m迄迫り、そこからフォワードの連携の取れたサイドアタックでゴールライン目の前までボールを進め、最後に杉下選手が相手の隙間を割ってトライを決めた。
スコアは5対31でハーフタイムとなったが、最後まであきらめなかった結果トライをとり、勝利を目指すためのきっかけをつかみ取った。
前半を振り返っても、やはり浦安DRの個々の強さは目立っており、その部分に対処しなければ後半も同じ展開になりかねないが、浦安DRの選手は攻守ともに孤立するシーンが多々見られるため、RH大阪は接点に対して人数を増やしプレッシャーをかけることが後半に向けての課題となった。

後半スタートからお互い激しい攻防が繰り広げられるが、RH大阪は前半と違い攻守ともに質の高いプレー繰り広げる。スコアが動かない時間が続くが、後半19分に浦安DRの選手にハイタックルの反則でイエローカードが出る。RH大阪はこのチャンスを活かし、後半24分、敵陣5mのラインアウトからモールで佐藤(耀)選手がトライを決めた。
そこから得点は動かず12対31でフルタイムとなった。

試合は前後半80分であり負けた事実は動かないが、後半戦だけ見れば非常に質の高いゲームをできていた。しかし、ここ最近のゲーム展開はすべてこのような「前半は良かった」「後半は良かった」と1試合を通して質の高いプレーを継続することがRH大阪の大きな課題となる。
チームの目標であるDIVISION 2、TOP3は自力での実現は難しい状況となったが、まだ試合は続く。最後まで勝利を諦めず残りの試合に勝てるよう全力で取り組んでいく。

レギュラーシーズンのホストゲームは最終戦の3月31日(日)、九州電力キューデンヴォルテクス戦を残すのみとなりました。
ヤンマースタジアム長居で14時30分キックオフとなります。是非最後まで諦めないレッドハリケーンズ大阪の戦いを見に来てください。
それではグラウンドで会いましょう!

文:レッドハリケーンズ大阪 小泉将

選手・コーチのコメント

小島燎成 選手 (公式戦初出場)

Q:公式戦1stキャップおめでとうごさいます!デビュー戦を振り返ってみていかがですか?
A:ありがとうございます!
まず、デビューできて本当に嬉しく思います。
家族や友達も来ていて、そんな中でラグビーができてとても幸せでした。

Q:レギュラーシーズンも残すところ3試合となりました。次戦に向けて一言お願いします。
A:次戦も試合に出れるよう、練習頑張ります。
これからも応援よろしくお願いします。

山内俊央 選手

Q:今シーズンこれまで全試合に出場し活躍されていますが、DIVISION2とDIVISION3では違いは感じますか?
A:コンタクトとブレイクダウンの激しさに1番違いを感じます。そのため、Div3の時より球出しの際にプレッシャーがかかりいいボールを供給することが簡単ではないときがあります。

Q:今回開催されたレッハリイケメン選手権では見事1位に輝きました!おめでとうございます!今のお気持ちとファンの皆様へ一言お願いします。
A:いつも応援ありがとうございます♡
これからは心のイケメンを目指して頑張ります!