試合レポート

試合結果・日程

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 DIVISION 2 浦安D-Rocks

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

15

試合終了

15 前半 17

0 後半 28

45

浦安D-Rocks

浦安D-Rocks

23日(土曜)13:00-

駒沢オリンピック公園総合運動場

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試合レポート

【リーグワン2023-24第5節vs浦安DR】花田選手.jpg

激戦の結果:レッドハリケーンズ大阪、浦安D-Rocksの壁を越えられず

リーグワンDIVISION 2のシーズン開始から2連勝したが、そこから2連敗しDIVISION 2で戦っていくことの厳しさを再確認させられているレッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)。今節の対戦相手は昨年度DIVISION 2優勝の浦安D-Rocks(以下、浦安DR)でRH大阪にとって厳しい戦いが続く。
浦安DRは日本代表の選手やワールドクラスの外国人選手が多く所属している強力なチームで、個々の強いフィジカルを活かしたアタックで攻めてくる。しかし、個々の強さゆえかアタック、ディフェンス共に単調になりサポートが追いつかない場面が多々見受けられるので、RH大阪が勝利するためには、孤立した相手に対しチームとしてまとまってプレッシャーをかけられるかが重要となる。

浦安DRのキックオフで試合はスタートし、序盤から激しい陣取り合戦が繰り広げられ、浦安DRがラインブレイクを許すも、素早く反応した杉下選手がジャッカルを成功させ、獲得したボールを吉澤選手が自陣から深く蹴りこみ50‐22を成功させた。

そして前半4分、獲得したラインアウトからバックスに展開し、裏のスペースが空いたのをヘガティ―選手が見逃さずボールを蹴りこみ、バウンドしたボールを自らキャッチしトライを決めた。
そこから浦安DRに1トライ返されるも、RH大阪リードで試合が進む。
前半26分、敵陣5mでラインアウトを獲得したRH大阪は準備していたラインアウトのスペシャルプレーからフェナー選手にパス繋ぎ、相手が引き付けられて寄ったスペースに花田選手が走り込みトライを決めた。
ここでスコアを15対5とするも、そこから浦安DRに2トライを許しそのまましハーフタイムを迎えた。
前半ラストに逆転を許してしまうもRH大阪は攻守ともに非常に良い試合運びができていた。しかし浦安DRの個々の能力はやはり非常に高く、孤立した状況や、連携のほころびが生まれると一瞬でトライをとられてしまうため、後半も前半と同じように連携を崩さず戦うことができるかが非常に重要となった。

後半が始まり後半15分までスコアが動かない時間が続くが、徐々に浦安DRのフィジカルの強さにたまらずRH大阪の反則が増え、反則の繰り返しにより、RH大阪にイエローカードが出されてしまう。
そこから均衡を保っていた展開から一転し、浦安DRのトライを許してしまってから計4トライを奪われ、RH大阪は一度もトライをすることができず結果15対45でフルタイムを迎えた。

結果は負けとなったものの、試合を振り返ると点差ほどの実力差を感じさせない非常に良い試合をするようになってきている。
もちろんまだ修正すべき課題も多く、ファンの皆さまに対しても残念な結果となってしまったが、ディフェンスやコミュニケーション不足など少しずつではあるがチームとして改善の兆しも多くみられる試合となった。

次節は2024/2/10(土)に豊田自動織機シャトルズ愛知(S愛知)とヨドコウ桜スタジアムで再戦となる。

リーグワンも後半戦に突入し、目標に掲げるTOP3に入るためには前半戦に敗れた上位3チームに勝利しなければいけません。苦しい戦いが続きますがRH大阪の戦い様を見てください。
それではグラウンドで会いましょう。

文:レッドハリケーンズ大阪 小泉将

選手・コーチのコメント

大塚健太郎 選手

Q:レッドハリケーンズ大阪1st capでした。リザーブとしてどういう準備をしていましたか?
A:ゲームプランを遂行するために、リザーブとしてあらゆる場面を想定し、いつ出場してもいいパフォーマンスができるよう準備してきました。

Q:次節はホストゲームです、ファンの皆様へ一言お願いします。
A:次節はS愛知との対戦になりますが、RH大阪らしい泥くさいラグビーをするためにいい準備をしていきます。
レッハリファンの皆様!引き続き、熱い応援よろしくお願いします!

金勇輝 選手

Q:AT・DF共にかなりスピード感がありました。自身としてどんな意図をもってプレーしていましたか?
A:①ミスを恐れず、たくさんのプレーに関与して存在感を発揮しようと思っていました。②とにかく笑顔でプレーし、激しいプレッシャー下でのラグビーを心から楽しもうと思っていました。
そういった思い切りの良さと心の余裕がスピード感あるプレーに繋がったのかな?と思います。タックルミスもインターセプトされたパスもありましたが、あまり気にしていません。次に向けて修正します。

Q:出場を待ち望んでいたファンも多かったと思います、一言お願いします。
A:いつも応援ありがとうございます。会場でのお声掛け嬉しかったです。チームは現在3連敗中で結果は伴っていませんが、少しずつでも確実に前進しています。シーズン最後まで共に戦いましょう!