試合レポート
試合結果・日程NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 DIVISION 2 豊田自動織機シャトルズ愛知
レッドハリケーンズ大阪
12
試合終了
5 前半 35
7 後半 36
71
豊田自動織機シャトルズ愛知
12月24日(日曜)14:30-
試合レポート
大差での敗戦:レッドハリケーンズ大阪試練の敗戦
2023年12月24日(日)12月のラストゲーム、先週の雨の試合から比べると太陽が差し込み、少し運動をすれば汗が出るような試合をするに最高の天候の中、レッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)は豊田自動織機シャトルズ愛知(以下、S愛知)とパロマ瑞穂ラグビー場で試合となった。
共に開幕から2連勝をしており、今日の試合を勝つことでリーグ1位躍り出ることができる大事な一戦。対戦相手のS愛知は昨年度DIVISION 1に所属していたNECグリーンロケッツ東葛をやぶり、先週RH大阪が逆転勝利を収めた日本製鉄釜石シーウェイブスに大差で勝利している非常に強いチームである。
S愛知はエリアマネージメントが非常に巧みで、攻守ともに規律の守られたチームで、RH大阪は接点で相手を制圧し相手のエリアコントロールを避けてフェイズを重ねることができるかが勝利するカギとなる。
S愛知のキックオフで試合はスタート、開始早々からS愛知にフェイズを重ねられてしまい開始10分で2トライを許してしまう。
前半14分、敵陣ゴール前5mでセンタースクラムを獲得したRH大阪は、ヘガティー選手から長いパスをザキア選手が受け取りそのままトライを決めた。
しかし前半20分からは完全にS愛知のペースとなってしまい、追加で3トライを許しスコアは5対35でRH大阪は厳しい展開でハーフタイムを迎えた。
S愛知のボールの展開に対してRH大阪のDFが追いついておらず、後半は足を止めずに内側の選手がどれだけ動いてDFをできるかが重要となってくる。アタックもフェイズを重ねることができていないため、孤立したプレイヤーを減らしアタック回数を増やすことがポイントとなった。
しかし、後半開始からS愛知のアタックを受けてしまい、後半19分までにさらに3トライを許してしまうが、後半20分には敵陣10m付近でラインアウトをRH大坂は獲得しモールを押し込み最後はフェナー選手がトライを決めた。
その後RH大阪のトライはうまれず、S愛知に攻め続けられスコアが12対71でフルタイムとなった。
終始、S愛知のアタックを受け続けたRH大阪は接点へのサポートの遅さが目立ちアタック、ディフェンスともに選手が孤立する場面が目立った。
次はNECグリーンロケッツ東葛(GR東葛)と試合となるが、強力な外国人選手が多く接点で食い込まれずに我慢ができるかが重要となる。
そのためには規律を守りチームメイトを信頼することが必要となるため、1月13日の試合までにチーム全体の結束力を強くしていきたい。
次節は1月13日(土)12:00~ヨドコウ桜スタジアムで試合となります。
皆さんの応援が力となりますので、会場にお越しいただき選手の背中を押してください。
それでは、グラウンドで会いましょう。
文:レッドハリケーンズ大阪 小泉将
野田 響 選手
Q.今シーズン初出場となりました。どのような思いで出場を待っていましたか?
A.出場する時には自分ができることをやる。相手に全力をぶつけてその試合で悔いが残らないようにしようと思っていました。
Q.次節にむけて一言お願いします
A.これからまだまだ試合があるので引き続き応援の程よろしくお願いします。
鶴田 諒 選手
Q.厳しい試合展開でした、試合を振り返ってどこを改善していければ次節に繋がると感じましたか?
A.改善する点は多々ありますが、大きいところで言うとまず、セットプレーでしっかりとボールを確保しアタックを継続することと、ディフェンスで1人目が低いタックルをして相手を1発で倒しきるというところが今回の試合では精度が低かったので改善していかなければならないと感じています。
当たり前ですが、勝利するためには失点を減らし得点するためにアタックの機会を増やすことが必要なので、そこを次節に向けてやっていければと思います。
Q.次節はホストゲームです、一言お願いします
A.今回の反省を活かし、しっかりと切り替えてホストゲームへ臨みます。ホスト開幕戦のように見ている方を熱くさせるような試合をできるよう全力でプレーしますので、是非会場へお越しください。良いお年を!