試合レポート
試合結果・日程プレシーズンマッチ 豊田自動織機シャトルズ愛知
レッドハリケーンズ大阪
24
試合終了
14 前半 7
10 後半 0
7
豊田自動織機シャトルズ愛知
11月25日(土曜)13:00-
試合レポート
プレシーズン最終戦:DIVISION 2の強敵、豊田自動織機シャトルズ愛知に勝利
風が吹くと寒さを感じるが、天候に恵まれまだ暖かさを感じさせてくれる中、豊田自動織機シャトルズ愛知(以下、S愛知)との試合が、豊田自動織機逢妻グラウンドで行われた。
S愛知は昨年度DIVISION 2の3位で今年レッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)がチームの目標である入替戦(3位以上)をめざすうえで大きな壁となるチームである。
S愛知はプレシーズンを東芝ブレイブルーパス東京等、DIVISION 1のチームと積極的に戦い勝利または接戦を繰り広げる好成績を収めているため、RH大阪は今まで取り組んできたトレーニングの成果を試す絶好の機会となった。
RH大阪のキックオフで試合はスタート。
前半7分、敵陣22mでラインアウトのチャンスを得たRH大阪、ラインアウトのサインプレーから射場選手がパスを受け相手ディフェンスをキレのあるステップでうまくかわしそのままトライを決めた。
前半30分、敵陣22mでラインアウトを獲得したRH大阪、モールから飛び出したギブソン選手が大きくゲインをしたのを皮切りにFWの近場への連続アタックでじりじりとトライラインに近づく、S愛知はトライライン目前でたまらずペナルティを犯し、RH大阪はタップから再度アタックを継続する、最後は髙井選手がトライを決めた。
前半はS愛知に1トライを許すも14対7でRH大阪が先行した。
お互い安定したディフェンスを見せたため、後半はS愛知のディフェンスをいかに突破しトライを取るか重要となった。
後半28分、敵陣ゴール前10m付近でラインアウトを得たRH大阪、トライ目前までFWがモールを押し込むも、S愛知がモールを崩すペナルティを犯す、相手が油断してセットしない隙をザキア選手が見逃さず、タップから試合を再開し、そのままトライを決めた。
後半40分、ラストワンプレーでセンターラインからスクラムを得たRH大阪、呉選手が相手のギャップをつき走りこんでいた小林選手にパスを通し大きくゲインをし、S愛知のディフェンスがそろっていないのを感じ取った小村選手が相手を躱し再度大きくゲイン、ゴール前に迫りRH大阪はペナルティを獲得した。スクラムを選択したRH大阪、フェナー選手がボールを持ち出しそのままトライ。
ここで試合終了のホイッスルが鳴り、RH大阪は24対7でS愛知に勝利となった。
相手の早いディフェンスに対応がなかなかできずトライを取ることができない時間があったが、プレシーズンの課題であったディフェンスに関して、S愛知に1トライしか許さなかったのは大きな前進である。
公式戦開幕までに細かいミスの修正をし、強いRH大阪をファンの皆様には見ていただきたい。
開幕戦は、12月9日土曜日14時30分に、九州電力キューデンヴォルテクスと東平尾公園博多の森陸上競技場で試合となる。
ビジターでの試合となるが、トップ3を目指すうえで絶対に勝つ必要のある試合のため皆さんの応援の力を借り勝利をめざしたい。
また12月16日土曜日は、日本製鉄釜石シーウェイブスとヨドコウ桜スタジアムで試合ホストゲームが行われる。ホスト開幕戦のため皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。グラウンドで会いましょう。
文:レッドハリケーンズ大阪 小泉将
坂本 洋道 選手
Q:今シーズンから1番というポジションに挑戦していますが、これまでの感触はいかがですか?
A:いままでの2番と比べて1番はさらにパワーが求められてくるポジションなので、自分の持ち味のパワーを発揮することができてとても充実しています。まだ始めて2ヶ月弱ですが、同じポジションの人に色々教えていただいたり、試合でも助けてもらいながらスクラムを組むことができています。スクラムは奥が深いので毎回勉強になり、いい刺激をもらいながら挑戦し続けています。
Q:いよいよ開幕となりますが、今シーズンの意気込みをお願いします。
A:自分の持ち味を活かしてスクラムからチームにエナジーと勢いを出せるように、これから長い戦いになりますが体を張り続けます。また、チームの仕上がりや雰囲気もいいと思うのでこのまましっかり準備をして自信を持ってシーズンに臨みたいと思います。
マイケル ザキア 選手
Q:プレシーズンマッチではどの試合でも活躍されていましたが、自分自身で昨シーズンとの違いは何か感じていますか?
A:はい、今シーズンはとても良い準備ができて、調子がいいです!今シーズン、トップ3に入るにはまだまだ道のりが長いので、この調子をしっかり維持して挑みたいです。
Q:シーズン開幕に向けて意気込みをお願いします。
A:私はこのチームのことが大好きですし、シーズン開幕が待ちきれません!いつも応援してくれるファンの皆さんには感謝しています。
Let the wind blow!