試合レポート
試合結果・日程試合レポート
"RH大阪DIVISION 2への挑戦:浦安D-RocksとのNTT全国大会"
2023年10月29日(日)、レッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)は第45回 NTTラグビー全国大会の第2試合として、昨年度DIVISION 2 優勝チームである浦安D-Rocks(以下、浦安DR)と対戦した。
朝の雨が上がり、試合開始時には青空が広がる気持ちの良い天気の下、試合は浦安Dパークで行われた。
RH大阪は、今シーズン戦っていくDIVISION 2のチームとの対戦ということもあり前日から選手の緊張感を感じることができた。
浦安DRは強いフィジカルを活かしゲインラインを突破してくるチームのため、RH大阪はいかに前に出て相手をディフェンスで止めることができるかが重要となる。
RH大阪のキックオフで試合は開始し開始早々から両チーム共に激しい攻防が展開される。
開始3分には浦安DRに先制トライを決められるが、RH大阪は前半7分にラインアウトアタックから、フェナー選手、指田選手と連携の取れたアタックで浦安DRの選手を引きずりながらトライラインに大きく近づく、最後は再度ボールを手にしたフェナー選手がトライを決めた。
その後しばらくはRH大阪の低く鋭いタックルで浦安DRの猛攻を防ぐも、前半25分に浦安DRの力強いモールからトライを取られてしまい、RH大阪は調子を崩してしまう。
そこからプレッシャーを受けたRH大阪は細かいミスや、コミュニケーションミスを連発し得点を重ねられてしまう。
前半は浦安DRに6トライを許してしまい7対40とRH大阪は大きくスコアを離されてしまった。
ハーフタイムになり、後半出場するメンバーは呉選手と新加入したヘガティ―選手を中心に集まり浦安DRの分析を共有した。
浦安DRは個々の選手は非常に強力だが、アタック、ディフェンスともに連携が取れず孤立する場面が多々があるため、孤立した選手をしっかりと狙っていけるかがポイントとなった。
後半16分にゴール前5mでのラインアウトを獲得したRH大阪はモールから近場へのアタックを繰り返し、最後はジェフリーズ選手が孤立した相手に対しうまく体をコントロールしてトライを決める。
また後半26分には小林選手が相手の裏のスペースにボールを転がし新加入選手の佐藤(耀)選手がボールを獲得し、浦安DRの激しいタックルを受けるも相手を引きずりながらそのままトライ。
ラストワンプレーではRH大阪はゴール前まで進めるも、最後は浦安DRのディフェンスにトライを阻まれてしまいここでフルタイムの笛がなった。
最終スコアは19対61となりRH大阪はDIVISION昇格に伴うゲームレベルの向上とそれに課される要求の高まりを実感した一戦となった。
しかし、新加入選手の活躍は今後のRH大阪をより期待できるものとさせてくれた、佐藤(耀)選手の力強いラン、大塚選手の嗅覚の良いディフェンス、そしてヘガティ―選手のゲームメイク、まだまだ厳しい試合が続くが彼らがよりチームに馴染むことによって更にRH大阪が強くなることを期待したい。
次の試合は11月11日(土)に三菱重工相模原ダイナボアーズと三菱重工相模原グラウンドで試合が行われる。
ビジターでの試合が続くが、全力で戦い続けるRH大阪の雄姿を見ていただきたい。
文:レッドハリケーンズ大阪 小泉将
佐藤耀 選手
Q:レッドハリケーンズとしての初試合でした。いかがでしたか?
A:応援ありがとうございました!初キャップを歴史あるNTTダービーで迎えられたこと嬉しく思います。
結果として出た課題を次戦に向けて修正してシーズンを迎えるようチームとして頑張ります!
Q:大阪での生活はどうですか?
A:非常に気に入っております。都会と自然のバランスが良いことや、何より美味しい食べ物が多いので毎日楽しく過ごしております。笑
おすすめの食べ物あれば是非教えてください!!
土橋郁矢 選手
Q:今日はFBでの出場でした。感触はどうでしたか?
A:経験の少ないポジションでの出場となりましたが、DF面で準備してきたことを出せて良かったです!
この試合ではアタックの機会が少なかったので、
次の試合ではチャンスを作り出すプレーをしたいです。
Q:Div2に上がって迎える最初のシーズン、土橋選手から見てチームの雰囲気はどうですか?
A:チームの雰囲気はシーズンが近づくにつれて良くなっていると感じます。
中々プレシーズンで良い結果を残せていませんが、過程を大事にし日々成長していきたいです。
シーズンでは必ずファンの皆様に勝利を届けられるようがんばっていきます。