試合レポート

試合結果・日程

プラクティスマッチ トヨタヴェルブリッツ

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

19

試合終了

12 前半 42

7 後半 7

49

トヨタヴェルブリッツ

トヨタヴェルブリッツ

217日(金曜)12:30-

トヨタスポーツセンター

share me

試合レポート

【プラクティスマッチvsトヨタヴェルブリッツ戦】安田選手 (3)

冬晴れの中、トヨタヴェルブリッツ(以降、トヨタV)とのプラクティスマッチが敵地トヨタスポーツセンターで行われた。
レッドハリケーンズ大阪(以降、RH大阪)は今シーズン初めてDiv.1のチームとの対戦となる。
怪我から復帰した選手やアーリーエントリーの選手といった、今シーズン初の実戦の場となる選手が多く出場することや、トヨタVのメンバーには日本代表を経験した選手もいたりと、RH大阪としてはチャレンジするにはもってこいの場となった。

前半はトヨタVのキックオフでスタート。
そのキックオフからRH大阪がノックオンしたボールを素早く展開され、いきなり中央にトライを許す。
ゴールも決まり0-7と先制される。

しかし、直後のキックオフからアフェムイ選手がジャッカルでターンオーバー。ペナルティキックをタッチに蹴り出し、敵陣ゴール前10m付近でRH大阪ボールのラインアウトになるもノットストレートの判定。
しかし、直後にトヨタVに反則が続き、RH大阪は敵陣ゴール前5mでペナルティを獲得。これをクイックタップで攻め、最後は安田選手がトライ!
金(典)選手のゴールも決まり7-7とすぐに追いつく。

トライの歓喜も束の間、トライ後のキックオフをキャッチされ、トヨタVの連続攻撃が始まる。RH大阪もゲインラインを突破させない粘り強いディフェンスを見せ、トヨタVがディフェンスの裏に蹴ったボールをRH大阪が獲得する。
陣地を回復するキックを蹴るもタッチラインを割らず、トヨタVのカウンター攻撃からトライを許してしまう。
ゴールも決まり7-14。開始10分以内で3トライが生まれる目まぐるしい序盤となった。

前半16分、トヨタVのペナルティから敵陣5m RH大阪ボールのラインアウトのチャンスを得る。しかしラインアウトをターンオーバーされてしまい、95mを一気に運ばれトライを許す。
ゴールも決まり7-21とリードを広げられてしまう。
さらに前半20分、26分にもトライを奪われ、7-35と突き放されてしまう。

前半34分、トヨタVがペナルティとミスを繰り返し、自陣から一気に敵陣5mでのRH大阪ボールラインアウトのチャンスを得る。
ここでモールを組むかと思いきや、ラインアウトの1番前のアフェムイ選手に投げ入れそのままトライ!
ゴールは失敗となり12-35。相手の隙をつく巧みなプレーで見事トライを奪った。
その後、RH大阪が攻めの姿勢を見せボールを展開していたが、インターセプトされてしまいトヨタVに6トライ目を許してしまう。

前半は敵陣に攻め入るも、ラインアウトが安定しなかったり、攻撃の中でのミスが続きスコアに繋げることができず、12-42で折り返す。

後半はRH大阪のキックオフで再開。
開始早々、自陣22m付近まで攻め込まれるもディフェンスでしっかりと圧力をかけターンオーバーする。
後半4分、トヨタVが蹴ったコンテストキックをオフロードで繋ぎ、小村選手が相手ディフェンスのギャップを見つけ大きくラインブレイク。サポートに付いていた呉選手に繋ぎ、最後は井之上選手が左端にダイビングトライ!
呉選手が難しい角度からのゴールも決め、19-42。幸先の良いスタートを切る。

後半10分、RH大阪のペナルティが続き自陣22m付近でのディフェンスの時間が続くも、RH大阪の激しいタックルが突き刺さり相手のミスを誘う。しかしその後も自陣で耐える時間が続く。
後半16分、自陣10mでのRH大阪ボールのスクラムをトヨタVのFWが一気にプッシュをかけターンオーバー。そのまま上手く繋がれトライを許す。
ゴールも決まり19-49。

直後のキックオフ。トヨタVがボールを保持し、陣地を取るためキックを蹴ろうとしたところに素早くプレッシャーをかけた井之上がキックチャージ。前にこぼれたボールを拾い上げればトライというシーンだったが、惜しくもノックオンとなってしまう。
しかし、このキックチャージからRH大阪は勢いに乗り敵陣に攻め入る時間が増える。徐々にアタックでフェイズも重ねることができるようになったが、あと一歩届かないもどかしい時間が続く。

残り時間も少なくなり、自陣からも果敢に攻める姿勢を見せるRH大阪。ピンチを迎える場面もあったが粘り強いディフェンスでピンチを凌ぎ、敵陣でのラストアタック。しかし、トヨタVのディフェンスに阻まれ、このままスコアは動かずノーサイドとなった。

後半だけ見ればスコアは7-7と互角の戦いを見せたが、やはり前半の失点が響いたかたちとなってしまった。
Div.1のチーム相手に通用する場面もあり、収穫の多いプラクティスマッチとなった。

次戦はリーグワンDiv.3第8節、九州電力キューデンヴォルテクスと対戦する。
この試合の勝敗がDiv.3の優勝を左右すると言っても過言ではない大事な一戦。
チーム全員の力を結集し大一番へと挑む。

選手・コーチのコメント

五十野 海大 選手

Q:RH大阪デビュー戦となりましたが試合を振り返っていかがでしょうか?
A:今日のゲームのフォーカスポイントとしていた「RUN HARD」の部分でまだまだ走れていなかったので、今後もっとフィットネスを高めて、FLとしての役割もしっかり勉強していきたいです。

Q:次の試合に向けて一言お願いします。
A:次回の試合では、自分のアピールポイントであるボールキャリーをもっと積極的にしたいです。

小原 充誠 選手

Q:RH大阪デビュー戦となりましたが試合を振り返っていかがでしょうか?
A:チームとしては思うような結果にならなかったですが、デビューできたことをとても嬉しく思います。今日のようなハイレベルな試合をスタートメンバーとしてプレーできたことは大きな経験となったので、これからも努力し続けたいと思います。

Q:次の試合に向けて一言お願いします。
A:チームの勝利に貢献できるように頑張ります。

土橋 郁矢 選手

Q:RH大阪デビュー戦となりましたが試合を振り返っていかがでしょうか?
A:まず、RH大阪の選手として、デビューできたことを嬉しく思います。
まだまだ思うようなプレーはできなかったので、日々努力していきます。

Q:次の試合に向けて一言お願いします。
A:しっかりと準備し、チームに貢献できるように頑張ります。