試合レポート
試合結果・日程試合レポート
前節を快勝したレッドハリケーンズ大阪(以下、RH大阪)
この調子のまま勝ち進めたいRH大阪に立ちふさがる第8節の対戦相手は、初戦でRH大阪に僅差で負けるもそこから全勝し、現在1位を走る九州電力キューデンヴォルテクス(以下、九州KV)、試合は白波スタジアム(鹿児島)で行われた。
首位争いを制したいRH大阪はこの試合を絶対に落とすことができない。
RH大阪のキックオフでスタート。
序盤から激しい攻防が繰り広げられ、九州KVのアタックにより自陣に押し込まれてしまう。
RH大阪はこのまま前半11分まで自陣に押し込められ苦しめられるが、九州KVのラックシールドの甘さを山内(俊)選手がつき自陣の苦しい展開から抜け出す。
ここからRH大阪のアタックで敵陣に攻め込む。
前半20分に九州KVのペナルティからラインアウトを獲得し、これをFWが押し切り、島田選手がトライ、川向選手はキックを決めスコアは7-0となる。
お互いエリアを意識したキックの攻防が続く。
前半30分に九州KVは得意のモールで大きくゲインをする、モールに寄ってしまったRH大阪の隙間をぬいて九州KVはそのままトライ。キックは成功しスコアは7-7と同点となる。
このトライからのリスタート、RH大阪は激しいディフェンスでボールを再獲得する。山内(俊)選手がディフェンスの隙を見逃さずゴール前に迫る、これをパエア選手がうまくさばき、川向選手から空いたスペースに走りこんでいた佐藤選手にパスを通しそのままトライ。
前半34分にキックは失敗しスコアは12-7となる。
前半37分にRH大阪はセンターラインからのラインアウトからのアタックでパエア選手がディフェンスラインを突破し、ゴール前に迫るがあと一歩のところで阻止される。
トライはできなかったがRH大阪ゴール前でスクラムを獲得する。スクラムから出たパスを受けた吉澤選手が切れのあるステップで相手をかわしトライ。キックは失敗し、前半40分、スコアは17-7となりここで前半が終了となった。
九州KVのキックオフで後半はスタート。
前半の立ち上がりと似たようなエリアの取り合いとなる、お互いキックでエリアを取り合うも、九州KVに自陣深くまで入り込まれてしまう、ペナルティから自陣ラインアウトを取られてしまい、ここからの連続アタックで九州KVにトライを奪われてしまう。
後半9分、九州KVのキックは成功しスコアは17-14となる。
RH大阪はリスタートからまたも激しいアタックを繰り広げる、敵陣に釘付けにするも九州KVのディフェンスに阻まれるが、後半21分にラインアウトからパエア選手がゴール手前までゲインをする、このアタックに九州KVがペナルティをおこし、RH大阪はPGを選択、川向選手がこれを決めスコアは20-14となる。
再度センターライン付近での攻防が続くが、じわじわとRH大阪が陣地を進める、後半34分にRH大阪はゴール前でペナルティを獲得しPGを選択。これを川向選手と交代で入った呉選手が決めスコアは23-14となる。
残りの時間をうまくさばいたRH大阪、23-14のスコアを守りフルタイム。
緊張感のある時間が続き、お互い一瞬の隙をつきあうゲームとなった。
今回は集中を切らさずチャンスをものにしたRH大阪に軍配が上がったが、油断のできる試合は一つもないと再認識させられた。
Div.2に上がるためにも一戦一戦を成長の糧として戦っていきたい。
西浦 洋祐 選手
Q.試合を振り返っていかがでしたか。
試合が厳しい戦いになることは分かっていたので、この試合に向けてチーム全員でいい準備をして臨みました。今日の試合は出ているメンバー全員が自分の役割を把握し、ゲームプランを遂行できたと思います。自分の役割であるスクラムに関しても、チャンスの場面で相手にプレッシャーをかけそれが結果的に得点につながりスクラムの部分でも試合を重ねるごとに成長できていると感じます。今日の試合に満足することなく、練習から精度を上げてこれからも見ている方々が熱くなれるような試合を見せることができるように頑張ります。
Q.ここから三連戦と試合が続きますがファンに向けてメッセージをお願いします。
ファンの皆様、いつも熱い応援ありがとうございます。これから連戦になりますが、常にハードワークし勝利を届けることができるように頑張りますので、またスタジアムに足を運んでいただき、ご声援よろしくお願いします!
鶴田 諒 選手
Q.試合を振り返っていかがでしたか。
1週間準備してきたゲームプランをチームとして遂行できたことが今日の勝利につながったと思います。
特にFWの頑張りに感謝したいです。個人的にはタックルミスが多かったので次戦に向けて改善していきます。
Q.ここから三連戦と試合が続きますがファンに向けてメッセージをお願いします。
優勝に向けては一戦一戦勝利を積み重ねていくだけですが、そのためにはファンの皆様の応援が必要です。気候も少しずつ暖かくなってくると思いますので、是非会場までお越しください!