試合レポート
試合結果・日程試合レポート
セカンドステージ第4節は今季2度目の対戦となるNTTコム戦。Bグループ上位進出のためには負けられない戦いが始まった。
キックオフ直後からドコモは積極的な攻撃を見せる。2分、キックカウンターから(14)才口が前進。ラックから(15)大川が持ち出しさらにゲイン。敵陣22m内に入りバックスに展開。連続攻撃から(7)ファンデルヴァルトが前進してゴール前まで迫り、ラックから出たパスがつながればトライと思われる場面であったが、つながらずトライを奪うことはできなかった。その後もNTTコム陣で優勢に試合を進めるドコモであったが、ミスなどでトライが取りきれない状況が続く。前半12分、ドコモのペナルティからNTTコムはスクラムを選択。バックス攻撃から先制トライを奪われる。さらに、32分にはキックパスからトライを奪われ前半は0対10で終了した。
後半流れを変えたいドコモ。10分、相手ペナルティで得た敵陣ゴール前でのラインアウトからモールを押し込み後半から出場の(20)ブルソーがトライ。(10)佐藤善のゴールも決まり7対10とする。さらに、その直後にもターンオーバーからビッグチャンスがあり、自陣から、11フェイズを重ねゴールライン近くまで迫るが最後にミスが起きトライを奪えなかった。その後も一進一退の攻防が続くが、27分にトライを奪われ、さらに31分にもトライを奪われ7対24とされる。38分に再びラインアウトモールからブルソーがトライを奪い、佐藤善のゴールも決まり14対24とし、試合終了までの時間も必死に攻めるが得点は奪えずそのままノーサイドとなった。
下沖 正博 ヘッドコーチ
前節から中5日と短い時間ではあったが、良い準備ができ本日の試合に臨んだ。
序盤は勢いがあったが、NTTコムさんの激しいブレイクダウンとディフェンスの前に自分たちの流れを作ることができなかった。次節に向けしっかりと課題を修正したい。
<strong>前半リードされて折り返したが、後半どこを修正するように指示をしたのか?
また、修正できた部分とできなかった部分は?</strong>
前半はアタックをする機会が多かったが、相手がディフェンスをしやすいアタックをしていたので、相手に的を絞られないように指示をした。
後半はアタックラインが浅くなり、相手のプレッシャーを受けた状態で苦し紛れにキックを使い、自分たちで苦しい状態を作ってしまった。
<strong>シンビンの時間帯で1トライをとりドコモの流れが来たかと思われたが、その後流れが続かなかった理由は?</strong>
自分たちのミスが続いた。前節もミスが続いていたので、NTTコム戦はミスの連鎖を断ち切るように意識していた。後半疲れた場面でミスが続いてしまったので次節に向け修正したい。
<strong>箕内選手は怪我で出場しなかったのか?</strong>
外国人選手をFW2名起用している関係でメンバーに選出していない。
<strong>ブルソー選手の起用方法について</strong>
ディフェンシブな選手ではあるが、ボールキャリアとしても推進力がありインパクトもある。
今は後半から起用しているが、対戦相手によってスタートから起用することもある。
吉岡 宏樹 キャプテン
2ndステージに入り勝ち星がなく、対戦相手もNTTコムさんということもあり勝ちたい試合だった。
本日の試合はメンバー外の選手も大阪から東京に来ており、チーム一丸となり頑張ろうという時に負けたのは残念。
次節は2週間後に控えているので勝てるようにしっかり準備したい。