試合レポート

試合結果・日程

プレシーズンマッチ 九州電力キューデンヴォルテクス

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

14

試合終了

0 前半 19

14 後半 0

19

九州電力キューデンヴォルテクス

九州電力キューデンヴォルテクス

1119日(土曜)13:00-

九州電力香椎競技場

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試合レポート

【プレシーズンマッチvs九州電力キューデンヴォルテクス戦】杉下選手 (3)

少し暖かくも、小雨が降る中での会場入りとなった。
レッドハリケーンズ大阪(以降、RH大阪)のプレシーズンマッチ第5節九州電力キューデンヴォルテクス(以降、九州KV)戦は九州電力香椎競技場で行われた。一ヶ月後の開幕戦の対戦相手であり、重要な意味合いを持つ試合になる。

試合は九州KVのキックオフで始まった。序盤はキックゲームとなるがここで蹴り負けてしまう。
エリアを取られ続け、自陣で試合を展開する苦しい展開となる。バイフ選手の強烈なタックルからペナルティをもぎとるもラインアウトでミス、また自陣に戻ってきてしまう。前半6分、自陣5mスクラムから連続攻撃を受けラックから左隅に飛び込まれトライを許す。キックも成功し0-7。

リスタートのキックオフから小林選手の低いタックルから安田選手がジャッカルを決め、大きく前進し連続攻撃を仕掛ける。九州KVのペナルティも誘い、トライまで持っていけるかと思われたがブレイクダウンでの倒れ込みを取られ痛恨のペナルティ。そこからペナルティを重ねてしまい、自陣ゴール前まで運ばれてしまう。
我慢の時間が続くも前半21分、自陣ゴール前九州KVのラインアウトからフォワードに雪崩れ込まれトライ。キックも成功し0-14。
苦しい時間は続き、自陣ゴール前でのディフェンスが続く。
随所で激しいタックルを決めていくがターンオーバーには繋がらず前半31分、追加点を許してしまう。0-19。

うまくいかない展開にフラストレーションの溜まる選手たちであったが、前半35分、自陣深くからザキア選手がキックしそれを自分で追い強烈なタックル。これをフォワードが乗り越えていきペナルティを獲得。チームに久し振りに活気が出た瞬間だった。敵陣22mを入ったところでのラインアウトからモールを組みバックスへ展開、端から端へ運ばれたボールはザキア選手のもとへいきトライかと思われたが、オブストラクションの判定が取られてしまう。

そして前半は終了。
RH大阪は陣地を取れず、やりたいことのやれないもどかしい前半となった。

後半戦はRH大阪のキックオフでスタート。
前半とは少し流れが変わり勢いのあるアタックを見せるRH大阪。コリンボーク雷神の投入でボールが良く動くアタックになっている。しかし肝心のところでミスをしてしまい、得点には繋がらない。

後半10分、大きなメンバー変更でほとんどの選手が入れ替わる。

早速スクラムでペナルティを獲得、敵陣22m付近ラインアウトから連続攻撃を仕掛ける。フレッシュな足が揃ったこともあり、フォワードの縦への圧力とバックスの横の展開が混ざりゲインを重ねる。最後はジェフリーズ選手が抑えたかと思われたがグラウンディングが確認できず、アドバンテージの出ていたペナルティに戻る。敵陣5mラインアウトから始まりフォワードが圧力をかける。最後は指田選手が力強く敵ディフェンスを押し込みほぼ中央にトライ。7‐19。

アタックを再三繰り返し前に出るが、細かいパスミスでアタックが続かない。セットプレーとディフェンスで圧力をかけ続け、ポゼッションは戻してはいるが決定機まで持っていけない。

中盤での攻防が続き、敵陣22m付近からのラインアウトからバックスへ展開、ソーンダース選手が抜け出し中央ゴール前まで持ち込む。ここで九州KVのペナルティ。スクラムを選択するかと思われたが杉下選手がタップして再開。タックルを弾き飛ばして中央にトライを決める。後半43分14-19。

ラストワンプレー残っており、自陣から連続攻撃を仕掛けるが倒れ込みの反則を取られてしまいフルタイム。

試合は開幕戦の対戦相手に白星を献上してしまう結果となった。
修正すべきポイントは多くある。一ヶ月でしっかり修正しなければならない。

プレシーズンマッチ最後の試合は12月3日(土曜)ヨドコウ桜スタジアムで浦安D-Rocksとの試合となる。
開幕を見据えたホストスタジアムで再編後初めてのNTTダービー。RH大阪の意地とプライドを見せつける絶好の機会となるだろう。

選手・コーチのコメント

安田 司 選手

Q.長いリハビリからの復帰戦でしたがどうでしたか?
まず復帰に至るまで、携わっていただいた病院関係の皆様、トレーナー、スタッフ、家族には感謝の気持ちでいっぱいです。予定より早く復帰できたのもサポートしてくださった皆様のおかけです。結果は残念でしたが自分自身怪我なく復帰戦終える事ができ安心しています。チームとしても個人としても改善点は明確なので、改善点を克服できるよう日々努力していきます。
九州電力さんとは開幕戦で対戦します。その時にやり返したいと思います。
Q.次戦に向けて意気込みをお願いします
次戦の浦安D-Rocks戦はNTTダービーとういこともあり、そして元チームメイトも沢山いるので個人的にもとても楽しみです。自分の役割を果たしチームに貢献し続けていきます!応援宜しくお願いいたします!

小林 正旗 選手

Q.本日の試合振り返っていかがでしたか
試合の入りから、相手の勢いのある攻撃に対して受け身になってしまい、自分たちのやりたかった事ができませんでした。キックを有効に使うことが出来ずに、自分たちのミスで悪循環に入ってしまっていたように思います。
ハーフタイムで修正点を確認し、FW、BK一体となった攻撃で良い形でのトライも奪えたので、敗戦となってしまいましたが、課題をしっかりと次に繋げたいと思います。
Q.気迫のこもったタックルが目立ちました、どんなことを意識されてましたか
慣れないゲームキャプテンとして、チームを引っ張っていけるように、とにかく身体を張る事を意識しました。
後半は足が止まってしまう場面もあったので、体力を上げていけるように、もっと走り込みの練習をします。
Q,次戦に向けて意気込みをお願いします
次戦はチーム再編成後、初めての浦安D-Rocksとの試合です。昨年までのレッドハリケーンズのチームメイトも多数いるので、何としても勝利したいです。今回の課題を修正し、チームとしてよりレベルアップしていきますので、引き続き、レッドハリケーンズへの熱い応援をよろしくお願いします。