試合レポート

試合結果・日程

トップリーグ2021 プレーオフトーナメント Honda HEAT

NTTドコモ

NTTドコモ

21

試合終了

14 前半 3

7 後半 10

13

Honda

Honda

425日(日曜)12:00-

パロマ瑞穂ラグビー場

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試合レポート

【TL2021PO2回戦vsHonda戦】エラスマス選手 (3)

トップリーグ2021プレーオフトーナメント2回戦Honda HEAT(以下、ホンダ)との試合がパロマ瑞穂ラグビー場(愛知県)で行われた。この試合に勝利してチーム史上初のトップ8入りを目指すレッドハリケーンズ。対戦相手のホンダとは過去、トップリーグの舞台で2回対戦しており1分1敗の戦績である。この試合に勝利して新たな歴史を刻む大切な試合が始まった。

前半は風上のホンダボールのキックオフで試合が開始された。

試合序盤は、負ければシーズン終了のプレーオフトーナメントということもあり両チーム手堅いゲーム展開となる。前半8分、ホンダにゴール前まで攻め込まれピンチを迎えるも今シーズン好調の要因の一つであるゴールラインを背負っても簡単に得点を許さないディフェンスが機能し得点を許さない。前半11分にも、自陣深くでホンダボールのラインアウトに対して、FW8人が迫力あるディフェンスでモールを作らせずピンチを凌ぐ。その後、自陣での戦いが続く前半17分、ゴール正面でペナルティを犯してしまいホンダにPGを決められて3点を先制される。(0-3)

先制を許すもこの試合に何が何でも勝利して史上初のトップ8入りを達成するんだという強い気持ちがメンバー全員のプレーから伝わってくる。直後のキックオフでも、最後まであきらめずプレッシャーを掛け続ける②マレーがキックチャージのプレーをみせて敵陣深くに留まる。こういった最後まであきらめない姿勢が徐々にゲームの流れを変えていく。

すると前半26分、敵陣で攻め続けるレッドハリケーンズは⑥ファンデルヴァルトの強いボールキャリーでディフェンスをラインブレイクすると、およそ20mを走りゴール前まで迫る。そこから巡目に走り込んだ①西川がボールをうけて残り1mまで迫りラックを形成する。その後FWがラック周辺を攻め続けることで、ホンダディフェンスの目がボールに集まったところを⑨ペレナラが判断よくBKに展開し、⑮マーシャルから大外のスペースで待ち構えていた⑪マピンピへ繋ぎゴール左隅にトライを返す。トライ後の難しい角度からのコンバージョンゴールも⑩川向が決めて逆転に成功する。(7-3)

逆転をした後もレッドハリケーンズは敵陣で攻め続けるが、ホンダの素早いラインディフェンスになかなか追加点を奪うことができない。しかし、前半38分にスクラムでプレッシャーをかけてペナルティを奪うとペナルティキックで前進し、敵陣22m内のラインアウトとする。そのラインアウトで②マレーからラインアウトの最前列に入っていた⑨ペレナラにボールを投げ入れてすぐに②マレーにリターンパスをするスペシャルプレーを仕掛ける。そこからFW陣が力強いキャリーで近場を連続して攻め立てて、最後は②マレーが低いプレーで前進すると、後方からサポートしていたキャプテンの⑤エラスマスがボールをうけとりゴール左中間に飛び込みトライを奪う。(14-3)

前半終了間際、ハーフウェイ付近でペナルティを犯してホンダに50m越えのPGを狙われるもゴール失敗となって前半をリードして折り返す。

前半をリードして折り返したレッドハリケーンズは、後半も開始早々からボールを大きく動かしてホンダ陣内へ攻め込んでいく。すると後半5分、敵陣ゴール前で獲得したマイボールラインアウトからまたしてもスペシャルプレーで⑦佐藤がゴールラインを越えてトライを奪う。がしかし、このトライに対してアシスタントレフリーからチェックが入りTMOのビデオ判定となる。TMO判定の結果、ボールを持っていない⑨ペレナラがホンダ選手のディフェンスを故意に邪魔をしたとしてオブストラクションのペナルティでノートライとなる。

後半6分には⑮マーシャルに対してホンダ選手のタックルが高く入ったとして、ハイタックルのペナルティでホンダに対してイエローカードが出されてレッドハリケーンズが1人多い状況となる。この1人多い数的有利な時間帯で何とか追加点を奪いたいレッドハリケーンズであったがホンダの必死のディフェンスになかなか得点を奪うことができない。後半10分過ぎにはホンダに自陣深くまで攻め込まれ幾度となくピンチを迎えるもメンバー全員がコネクトして必死のディフェンスで得点を与えない。後半13分の自陣ゴール前5mのピンチのスクラムでは第2節以降6試合ぶりに先発出場となった①西川がスクラムを押し込んでペナルティを奪ってピンチを脱出する。

すると後半17分、ホンダラインアウトのミスボールに素早く反応してマイボールにすると、⑫パエアが敵陣に入ろうと蹴ったボールが相手選手にあたって転がったボールを⑮マーシャルが大きくキックして前進する。そのボールをチェイスしていた⑬ソーンダースの胸にすっぽり入りタックルをされながらも絶妙なオフロードパスで⑨ペレナラへつないでゴールポスト下にトライを奪って追加点をあげる。(21-3)

その後、後半23分27分とホンダに2トライを奪われて21-13とじわじわ得点差を詰められる。
残りの10分間は、お互いの意地と意地がぶつかりあう死闘となった。ホンダの負けられないという執念のアタックに対して、レッドハリケーンズもこれまでのリーグ戦の戦いで自信をつけてきた低いタックルとコネクタしたディフェンスで堅守する。

そして、いよいよその時が訪れた。後半42分、最後は固い守りでペナルティを奪うと⑩川向がキックでゲームを切ってノーサイドの笛がなった。これでレッドハリケーンズはチーム史上初のトップ8入りを果たした。しかし、この戦いに満足することなく更に高みを目指す。レッドハリケーンズの新たな歴史はまだまだ続く。

選手・コーチのコメント

ヨハン アッカーマン HC

本日もたくさんのファンの皆さまに応援いただきましてありがとうございました。
今日の試合に勝利できた事を誇らしく嬉しく思います。前半はミックスした感じで、上手くいったりやられたりしましたが前半の後半ぐらいからは徐々に試合を支配でき始めたと思います。後半も前半同様にトライを取れる場面がありましたが、取り切れずに難しい時間帯が続きました。1トライを追加した後、メンバー全員が心地よくなってしまいホンダに隙をつけこまれ2トライを許してしまいました。その中でベンチの選手がいいインパクトを残してくれたと思います。ディフェンスに関しても、試合を通してしっかりやれていたので良かったと思います。スクラムとラインアウトはまだまだ課題が山積みなのでそこをしっかり修正して次節に臨みたいと思います。

ローレンス エラスマス 選手

本日も多くのサポートありがとうございました。
今日の試合に勝てたことは素直に喜びたいと思います。ただ、まだまだ課題も多くてホンダがうちのミスにつけこんで得点をしていたのでその部分は今後修正していかなければいけないと感じました。次節もチーム一丸となって戦いたいと思います。本日はありがとうございました。

西浦 洋祐 選手

いつもレッドハリケーンズの応援ありがとうございます。
今日は勝利すればチーム史上初のベスト8となる試合で緊張感もありましたが、自分がやるべきことに集中して望みました。前半、反則の繰り返しで苦しい状況が続きましたが、全員で繋がるディフェンスで耐え、全員のいいアタックで得点することができました。後半は相手のアタックで前に出られトライまで持って行かれる場面がありましたが、最後まで集中して勝ちきれたことを嬉しく思います。次戦までに課題を修正し、プレーの精度をさらに磨いていこうと思います。また、現状に満足せず上位進出を目指し、次の試合に向けて良い準備をしていこうと思います。引き続きレッドハリケーンズの応援よろしくお願いします。