試合レポート

試合結果・日程

トップリーグ2021 リーグ戦 日野レッドドルフィンズ

NTTドコモ

NTTドコモ

26

試合終了

12 前半 15

14 後半 10

25

日野

日野

328日(日曜)14:00-

東大阪市花園ラグビー場

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試合レポート

【TL2021第5節vs日野戦】マピンピ選手 (3)

TL2021第5節日野レッドドルフィンズ(以下、日野)との試合が東大阪市花園ラグビー場(大阪府)で行われた。3年前の入替戦でトップリーグ降格の屈辱を味合わされたあの日から、いよいよリベンジできるこの日がやってきた。あの屈辱を味わされた日を1日たりとも忘れた事はない。当時のメンバーからは大幅に変わっているチームだが歴史を刻むうえで絶対に負けられない試合であることに間違いない。花園は昼前からパラパラと小雨が降り始め、コンディションが良くない状況のなかで試合が開始された。

前半はレッドハリケーンズボールのキックオフで試合が開始された。

キックオフボールを敵陣深くへ蹴り込むレッドハリケーンズ。キックオフ直後から激しく体をぶつけ合いこの試合にかける思いがヒシヒシと伝わってくる。すると開始早々、レッドハリケーンズのアタックが牙をむく。前半2分、敵陣10m付近右隅でできたラックボールからバックスへ展開する。日野の素早くアップしてくるディフェンスラインを上手くかわしボールを大外へ運ぶ。ライン際で待ち構えていた⑪マピンピへボールが渡ると快速をとばしおよそ40m走り切って幸先よく先制トライを決める。トライ後の難しいアングルのコンバージョンゴールも⑩川向が難なく決めてリードする。
(7-0)

その後、日野は雨でボールが滑るコンディションのなかキックを有効的に使いレッドハリケーンズ陣内へ攻め込んでくる。それに対しレッドハリケーンズは自陣で不必要なペナルティを犯して、ゴール前5mの日野ボールラインアウトとなりピンチを迎える。そのラインアウトから日野の強力FWのモールを止めきれずトライを許して同点とされる。
(7-7)

同点とされたレッドハリケーンズは、自陣から積極的にボールをつなぎアタックを仕掛けるも、雨の影響でボールが滑りノックオンなど簡単なミスを連発してしまう。すると前半18分、自陣22m内スクラムからバックスへ展開したボールが乱れ、後逸したボールを日野のバックスに拾われゴールラインを越えられて逆転トライを許してしまう。
(7-12)

絶対に負けられない試合の気負いからか、規律を守れないレッドハリケーンズは前半だけで8個のペナルティを犯してしまう。前半24分にはペナルティの繰り返しで③北島にイエローカードが出されて一人少ない数的不利な状況となる。その後の前半25分にも日野にPGを決められとリードを広げられてしまう。
(7-15)

しかし、こういった状況でも大崩れせずに我慢した戦いが出来るのが今年のレッドハリケーンズ。一人少なくなったスクラムでも日野にプレッシャーをかけてペナルティを奪うなど成長した姿を見せつける。すると前半32分、自陣22m付近のラックボールから⑩川向が大外の⑭茂野へ絶妙なキックパスを通し大きくゲインする。大きくゲインしたボールを内側でサポートしていた⑮髙野へつなぎ一気にゴール前まで迫り、最後は⑨ペレナラがゴール右隅へ飛び込みトライを返す。
(12-15)

その後、マピンピの切れ味鋭いランでチャンスを作り会場を沸かせるシーンもあったが得点には至らずそのまま前半をリードされたままで折り返す。

後半に入ると、お互いの意地と意地がぶつかり合う激しいディフェンスで両チームなかなか得点を奪うことができない。レッドハリケーンズの得点チャンスは後半16分過ぎ、敵陣ゴール前のラインアウトからモールを押し込むも最後まで押しきることができずショートサイドを攻める。しかし日野の激しいブレイクダウンにノットリリースのペナルティを取られてチャンスを逃してしまう。
すると後半19分、日野にPGを決められてリードを広げられてしまう。
(12-18)

何とか追いつきたいレッドハリケーンズは後半21分、ハーフウェイ付近中央からバックスへ展開し力強いランが持味の⑫トゥアが日野のディフェンスラインを一気にラインブレイク。サポートしていた⑧ポールから⑭茂野へつなぎ一度はタックルで倒されるも素早く立ち上がり、体を回転させながらインゴールへ飛び込み待望のトライが生まれる。コンバージョンゴールも成功させ逆転に成功する。
(19-18)

しかし因縁の一戦はこのまますんなりとは終わらない。
後半25分、自陣22m内の日野ボールスクラムでプレッシャーを受けてペナルティのアドバンテージが出される。アドバンテージをもらった日野がレッドハリケーンズのディフェンスライン裏側へ絶妙なショートパントを上げて転がったボールをインゴールで押さえられて再び逆転を許してしまう。
(19-25)

再逆転を許した直後のレッドハリケーンズは4人のメンバーを一気に交代させる。すると変わったフレッシュなメンバーがチームに勢いを吹き返す。⑯マレーの低く激しいタックルや⑲小島のしつこいブレイクダウンでのプレッシャーで徐々に流れをもどしてくる。
すると後半33分、敵陣深くで獲得したラインアウトからFW陣がショートサイドを攻め立て徐々に前進していき、最後は2人のタックルを受けながらも⑯マレーがゴールポスト下に潜り込んで再び逆転のトライを奪う。
(26-25)

逆転した残りの7分間は、15人が規律あるディフェンスでハードワークをして日野に得点を許さず絶対に負けられないリベンジの戦いが終了した。

これでホワイトカンファレンスを4勝1敗としたレッドハリケーンズ。次節は強力なセットプレーが武器のヤマハ発動機ジュビロとの一戦となる。次節までにいい準備をして白星を積み重ねたい。

選手・コーチのコメント

ヨハン アッカーマン HC

いつもレッドハリケーンズへの応援ありがとうございます。
今日の試合に勝利できたことに感謝しています。ただ、フラストレーションのたまる試合内容でした。地域戦略やパス、キックなどの判断が全然良くなく、ペナルティも多く犯してしまいました。今日は取るべくところで得点ができた事と我慢強く戦えた事については良かったです。厳しい体験をする事でまだまだチームとしての伸び代があるなと感じました。引き続きレッドハリケーンズへの応援よろしくお願いします。

ローレンス エラスマス 選手

いつもレッドハリケーンズへのサポートありがとうございます。
勝利出来たことを素直に嬉しく思います。今日の試合は、日野の厳しいプレッシャーと雨という難しいコンディションのなかで厳しいゲームとなりました。後半、ベンチからでてきたメンバーがチームに勢いを与えてくれたことが勝利できた要因だと思います。これから上位チームとの対戦となりますが、引き続き応援よろしくお願いします。

浜野 達也 選手

レッドハリケーンズファンの皆さま、いつも熱い応援をしていただき本当にありがとうございます!
日野戦は自分達が練習から取り組んできたこと(アタック、ディフェンス)を出し、一人一人が周りに影響を与えるプレーができれば自ずと勝利は近づくというマインドで試合に臨みました。
流れが悪くなった場面でもきっちり要所を押さえ、相手に点差を広げられなかったのは良かったです。しかし、単純なミスが多く1週間かけて練習してきたプレーが全く遂行出来なかった事は課題です。
次節は強敵ヤマハ戦になるので今日の試合で出た課題を修正して、チーム一丸となって戦って参ります。
引き続き応援のほど、宜しくお願い致します。