試合レポート

試合結果・日程

トップリーグ2021 リーグ戦 リコーブラックラムズ

NTTドコモ

NTTドコモ

22

試合終了

7 前半 5

15 後半 12

17

リコー

リコー

36日(土曜)14:00-

東大阪市花園ラグビー場

share me

試合レポート

【TL2021第3節vsリコー戦】ペレナラ選手

ジャパンラグビートップリーグ2021第3節リコーブラックラムズ(以下、リコー)との試合が東大阪市花園ラグビー場(大阪府)で2592人の観客が見守るなか行われた。開幕から2連勝と勢いにのるレッドハリケーンズ。今節もこれから上位チームとの対戦を控え1つでも多くの勝ち点を積み重ねたいところである。

前半は風下のリコーボールのキックオフで試合が開始された。

キックオフから前半20分までの時間帯は両チームの堅守によって引き締まった試合展開となる。最初の得点は前半21分のリコー。自陣深くまで攻め込まれたレッドハリケーンズがエリアを挽回するキックに対してカウンターを仕掛けられる。そのカウンターでディフェンスラインの隙を突かれラインブレイクを許し大きくゲインされる。その後、素早く左へ展開され裏のスペースに絶妙なキックを転がされゴール左隅でボールを押さえられ先制トライを許す。(0-5)

リードを許したレッドハリケーンズだが前半26分、今シーズンこだわって鍛え上げてきたスクラムが光る。敵陣22m中央付近のリコーボールスクラムに対し、FW8人が一体となってスクラムを押し込みペナルティを誘う。ペナルティを得たレッドハリケーンズはPGを選択する。ゴールポスト真正面からのPGで得点かと思われたが、強風の影響かボールはポスト左に逸れて得点することができない。

その後、レッドハリケーンズは⑨ペレナラを起点に⑮マーシャルの切れ味するどいランなどで攻めたてるも、簡単なミスやリコーの精度の高いディフェンスによって得点を奪うことができない。すると前半32分、アンラッキーな形でペナルティをとられイエローカードの判定となり、10分間14人で戦わなければいけない厳しい展開となる。

その10分間をこの試合ゲームキャプテンを務めた⑦佐藤の低く激しいタックルを中心に14人全員がコネクトして守り抜いていく。前半36分、あわやトライを奪われたかと思われたシーンでもペレナラの好トライセーブで得点を許さない。すると前半44分、攻め続けるリコーのロングパスを外側で狙っていた⑭小林がインターセプトして、約80メートルを独走。コンバージョンも決まり逆転して前半を折り返す。(7-5)

後半、風下のレッドハリケーンズは前半最後のいい流れをそのままに後半1分、⑫パエアのカウンターでチャンスを作り、左ライン際をサポートしていた⑪マピンピへ繋ぎ、そのマピンピが快走してゴール左隅へトップリーグデビュー戦で初トライを奪いリコーを突き放す。(12-5)

さらに後半59分には、敵陣ゴール前5mのスクラムから12フェーズもの連続攻撃を重ね、最後は②マレーが2人のタックルを受けながらも粘り強く潜り込んでゴール左隅にトライを奪う。(17-5)

その後も、敵陣深くまで攻め込み3トライ差以上のボーナスポイントを奪いに行くレッドハリケーンズ。しかし勝負所でミスを犯してしまい追加点を奪うことができない。すると流れは徐々にリコーへ傾く。後半30分、35分とリコーの猛追に合い2トライを奪われて同点とされる。(17-17)

このまま引き分けかと思われた後半40分誰がこの展開を予想したか。
自陣ゴール前のリコーボールラインアウトのピンチから、リコーのミスでボールを奪い返すと、陣地を挽回するペレナラのキックに対しマピンピがプレッシャーを掛ける。その後のラックボールで、後半から途中出場の⑳李のジャッカルが決まりまたしてもボールを奪い返す。そこからのペレナラのゲームメイクは圧巻だった。ショートサイドのディフェンスが薄いと判断すると、2人を飛ばすロングパスでマピンピへ繋ぎゲインする。その後、マーシャル→ペレナラとつなぎ、ハーフウェイでボールをもらったペレナラが50メートルを力走。必死に追いかけたリコーのタックルもかいくぐりインゴール左隅にボールを押さえ、トライが認められて劇的な幕切れとなった。(22-17)

これでチーム史上初めての開幕から3連勝を飾り好調を維持するレッドハリケーンズ。次節は強豪のパナソニックワイルドナイツをヤンマーフィールド長居(大阪)で迎え撃つ。この1戦が本当の進化が問われる重要な戦いとなることは言うまでもない。

選手・コーチのコメント

ヨハン アッカーマン HC

本日、応援いただいたファンの皆さまありがとうございました。
前半は安易なミスが多く、試合を上手く運ぶことができませんでした。前半残り10分ぐらいでイエローカードをもらって一人少ない状況となりましたが素晴らしいディフェンスで守りきれたことは良かったです。そのうえ最後はインターセプトでトライをとれた事はとても自信になります。後半の入りもいいパフォーマンスができましたが、20分過ぎぐらいからまたしても安易なミスでリコーに得点を奪われました。しかし、最後はチームの個性をいかんなく発揮できてTJがいい形でフィニッシュしてくれて良かったです。選手達を誇りに思います。
本日はありがとうございました。

佐藤 大朗 選手

ファンの皆さま応援ありがとうございました。今日の試合を勝ち切れて素直に嬉しく思います。
今週、自分たちがやってきた事を試合で出せるようにフォーカスして試合に臨みましたが、前半は自分たちの思うようなプレーができず我慢の時間が長く続きました。最後はいいディフェンス、姿勢でお互いがインスパイアできて良かったです。引き続き、応援よろしくお願いします。

杉下 暢 選手

いつもレッドハリケーンズ への多大なるご声援誠にありがとうございます。
第3節のリコー戦は、チーム史上初となる開幕3連勝が掛かっていたため、勝利して新しいドコモの歴史を作るんだ!という強い気持ちを持って臨みました。風上の前半は自分達のミスでうまく流れを掴めきれなかったのですが、風下の後半は自陣からでもどんどん攻めていくというプランをしっかりと遂行し、終了間際に勝ち越すことができました。まだまだシーズンは続くので、1試合1試合いい準備をして連勝を伸ばして行きたいと思います!引き続き応援よろしくお願いいたします!