試合レポート

試合結果・日程

プレシーズンマッチ パナソニック ワイルドナイツ

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

47

試合終了

28 前半 0

19 後半 7

7

パナソニック

パナソニック

1128日(土曜)13:00-

非公開(無観客試合)

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試合レポート

【プラクティスマッチ VSパナソニック戦】エラスマス選手(2)

2020年11月28日(土)プレシーズンマッチ第2戦パナソニックワイルドナイツとの一戦が埼玉県の熊谷ラグビー場Bグラウンドで行われました。この日も、新型コロナウイルスの影響で無観客試合での開催となりました。試合会場の熊谷ラグビー場は風がとても強く吹く事が有名で、その風に対応する事が勝敗を決める重要な鍵と予想されました。

前半はコイントスの結果、風上からドコモボールでのキックオフで試合が開始。風上にたったドコモは、試合序盤からキックを有効的に使い敵陣深くに攻めこみます。前半6分、敵陣でボールを繋ぎ攻め続けるドコモは、一時パナソニックにボールを奪われますが、奪われたボールを外側に展開されかけたところ判断よくDFした(11)山本がパスをインターセプトしゴールポスト左に先制トライを奪います。その後も、風下からキックを使わずボールを繋いでくるパナソニックに対し、ドコモはこの試合で意識的に取り組んだDFのラインスピード、コネクション、激しいタックルが決まり敵陣で多くの時間帯を過ごします。前半19分、敵陣ゴール前のマイボールスクラムから(10)川向が縦に突進したラックボールを、サポートに入った(7)李が逆サイドへ持ちだし2本目のトライを奪います。
続いて前半22分、自陣でパナソニックのスクラムハーフがキックしたボールを、ゲームキャプテンを務めた(5)エラスマスがチャージしたボールを拾い上げ60m走り、最後は(7)李へ繋いで3本目となるトライを奪います。32分にも敵陣深くでボールを持った(12)パエアが力強いランで相手選手をはじき飛ばしゴール左へトライを奪います。その後、得点は動かず28-0と大きくリードして前半を折り返します。

前半から15人全員を入れ替えて臨んだ後半戦。風下となったドコモは、1人1人が前へでる意識でテンポのいいアタックを仕掛けます。しかし、パナソニックの素早いディフェンスからハンドリングエラーを起こしてボールがうまく繋がりません。後半最初の得点はパナソニック。後半8分、ドコモ自陣のゴール前スクラムから連続攻撃を仕掛けられ、たまらずペナルティを犯してしまいアドバンテージを奪われます。アドバンテージが出たボールを、裏のスペースへボールを蹴りこまれそのままインゴールで抑え込まれて初めてのトライを許します。これでスコアを28‐7とします。その後、風上にたったパナソニックに力強いキャリーと空いたスペースへ走りこまれ幾度となくピンチを迎えますが、この日のドコモは集中力を切らさず粘り強いディフェンスで得点を与えません。次の得点は後半21分、敵陣10m付近のラックから(24)井之上が裏のスペースへキックしたボールを、(26)スルンガが拾い上げ22mを走りきりトライを奪います。その後、ドコモはセットプレー(スクラム・ラインアウト)でもプレッシャーをかけ続けパナソニックに思うような攻撃をさせません。後半33分には、ペナルティの速攻から(27)トゥアの力強いボールキャリーで40mを走り切りトライを奪い突き放します。試合終了間際にも(25)バンクスのトライを追加し、終わってみれば47-7と大差での勝利となりました。

勝って反省できることはチームにとってとても良いことです。この試合ででた課題に対し真摯に向き合い、トップリーグ2021で目標のトップ8入りを目指して引き続きチーム一丸となって準備を進めて参ります。

選手・コーチのコメント

2トライの活躍の 李選手

いつもNTTドコモレッドハリケーンズの応援ありがとうございます。
この1週間、DFとブレイクダウンは「猛烈に激しく」いこうとチーム全体で練習から意識して取り組んでいたのでそこを試合で出せたのは良かったです。個人的にもタックルとジャッカルでチームに貢献できた事は良かったと思っております。しかし前半、セットプレーとゴール前でのアタックはまだまだ改善が必要だと感じました。スクラムとラインアウトはどちらもチャンスの場面でミスをしてしまったので、これから精度を高めてチームの武器にしていきたいです。また、個人的にはコンタクトフィットネスがまだまだ足りていないのでそこを改善していきます。引き続き応援宜しくお願いします。

巧みなゲームメイクで勝利に貢献した 川向選手

いつもNTTドコモレッドハリケーンズへの応援ありがとうございます。
前半は風上ということもあり敵陣でプレーする事を意識して試合に臨みました。良かった点は、選手一人一人が自分の仕事「役割」を果たしてくれたお陰で勝利に繋がったと思います。次戦までにはブレイクダウンでの激しさAT.DFでのコネクションを今以上に良くしていきたいと思います。
今シーズンの目標でもあるベスト8になる為に引き続き選手、スタッフ一丸となり頑張っていきます。