試合レポート

試合結果・日程

プラクティスマッチ ヤマハ発動機ジュビロ

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

38

試合終了

17 前半 19

21 後半 21

40

ヤマハ

ヤマハ

14日(土曜)13:00-

ヤマハ大久保グラウンド

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試合レポート

【プラクティスマッチ VSヤマハ戦】トライシーン

1月4日(土曜)新年を迎え2020年の初戦で、TOPリーグ開幕に向けた最終の練習試合が静岡県の大久保グラウンドにてヤマハ発動機ジュビロと行われた。先週の近鉄戦で好パフォーマンスを出した選手がメンバーに選ばれるなか、選手たちにとってはTOPリーグ開幕メンバーに入るための最後のアピールの場となる試合であった。対戦相手のヤマハの強みは、強力なセットプレーを軸にフィジカルを活かした素早いパス回しを仕掛けてくる。そのヤマハの強みをいかに出させないで戦うかがこの試合の鍵となった。

前半はヤマハボールのキックオフで試合が開始された。ドコモはキックオフ直後、有効的なキックから敵陣深くまで攻め込む。最初に得点が動いたのは前半5分、敵陣22m付近のヤマハボールのラインアウトのミスに素早く反応した(2)緑川がライン際を走り抜けトライを奪う。ゴールも成功し7-0と先制する。
しかし、先制トライを奪った後は、ペナルティを繰り返し自陣深くまでヤマハに攻め込まれる。前半16分、またしてもペナルティを犯しゴール前5mのラインアウトを与えてしまう。そのラインアウトモールを押し込まれ最後は逆サイドに空いたスペースへボール運ばれヤマハにトライを許してしまう。その後、連続してヤマハに2トライを奪われ7-19と突き放される。この嫌な流れを断ち切りたいドコモは前半29分、キックオフリターンボールをチェイスしていた(11)リリダムが直接ボールをキャッチし、そのボールを細かく繋いでゴール前まで攻め込む。そして最後は逆サイドへ展開し(14)スルンガがトライを返す。前半43分にも(4)杉下がトライを奪い前半を17-19とヤマハ2点差のリードで前半を折り返す。

ドコモは後半の最初からフレッシュなメンバー12人を投入し後半に臨んだ。前半最後のドコモの良い流れのまま後半戦を戦いところであったが、後半早々にスクラムでペナルティを犯し自陣深くまで攻め込まれる。すると後半10分、自陣22m付近ヤマハボールラインアウトからBKに展開され力強く走りこんだ(12)に突破されそのままゴールポスト下へトライを許してしまう。しかしドコモも後半から入ったエラスマス、トゥア、フィルヨーンといったペネトレーターを起点に反撃を試みる。すると後半14分、敵陣22m内のスクラムから連続攻撃を仕掛け(27)トゥアが力強く縦へ突破し、最後は(15)山本へ繋ぎトライを奪う。その後ヤマハに1トライを返されるも、ドコモは後半22分、26分と(19)エラスマス(25)髙野の連続トライで38-33と逆転に成功する。しかし、後半29分に意図的なペナルティと判定された(22)衞藤がイエローカードもらい、10分間の一時的退場となり14人で戦わなければ行けない苦しい状況となる。その苦しい状況の中、14人で必死にディフェンスをするも後半41分、一人少ないスクラムでプレッシャーをかけられ、意識がスクラムにいったところをBKに展開されアングルを変えてランしてきた選手にラインブレイクを許しそのまま走りきられ同点となるトライを奪われる。トライ後のコンバージョンも成功し38-40と逆転されノーサイドとなった。

残念ながら2点差の逆転での敗戦となってしまったが、TOPリーグ上位常連チームに対して自分たちのゲームプランを遂行できる場面も多くあった。やはり対戦相手の強みをいかに出させないように戦うかが今後のトップリーグでも重要となってくる。この試合ででた課題を今週開幕するトップリーグ2020初戦の三菱重工相模原ダイナボアーズ戦までに修正してチーム一丸となって戦いたい。

選手・コーチのコメント

1トライの活躍の 山本選手

いつもレッドハリケーンズへの熱いご声援ありがとうございます。
今回、中の人が勝手に選ぶ注目選手に選ばれた山本です。新年一発目とトップリーグ開幕戦までの最後のアピールする場ということで特に気合いが入っていました。満足できる試合結果ではなかったですが、個人としては開幕戦に向けて良いアピールができたと思います。はじめてのトップリーグということで緊張していますが、1試合でも、1分でも多く出場できるように1日の時間大切に取り組んでいきます。
引き続きレッドハリケーンズのご声援宜しくお願いします。

何度もラインブレイクした エラスマス選手

いつもレッドハリケーンズへ熱いご声援ありがとうございます。
大好きなチームメイトとプレーできた事を光栄に思います。私たちは常にファンの皆様が鼓舞するようなプレーを心掛けています。ヤマハの皆様には大変、感謝しております。またシーズンで対戦する事を楽しみにしております。