試合レポート

試合結果・日程

トップリーグ1stステージ トヨタ自動車ヴェルブリッツ

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

7

試合終了

0 前半 10

7 後半 10

20

トヨタ自動車

トヨタ自動車

1019日(土曜)12:00-

東大阪市花園ラグビー場

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試合レポート

トップリーグ初出場の佐藤善仁選手

上位グループ進出に向け、負けられない一戦となったトヨタ自動車ヴェルブリッツ戦。試合開始からトヨタの強力なアタックを、自陣で必死に守る展開が続く。前半7分、自陣ゴール前の反則からペナルティゴールを決められ0対3と先制される。その後何度かチャンスでトヨタ陣まで入るが、トヨタの固い守りに阻まれ得点を奪うことができない。しかし、ドコモも何度もゴール前に迫られるが粘りのディフェンスで止め続けていた。36分にモールからトライを奪われるが、まだまだ逆転可能な0対10で前半を折り返した。

後半に入り、お互い攻め合うが決め手を欠き、一進一退の攻防が続く。19分、再びモールからトライを奪われ、さらに28分にもキックパスからトライを奪われ0対20とされる。しかしその後のキックオフ。ボールを確保し、連続攻撃からFWが前進する。FW・BK一体となった攻撃を見せ最後は(23)フィルヨーン→(8)セテファノ→(13)パエアとつなぎトライ。難しい角度のゴールをフィルヨーンが決め7対20と追い上げる。その後のキックオフでもセテファノとの交代で入った(19)ブルソーがいきなり豪快な突進を見せるなど勢いをつかむが、ミスなどもあり得点にはつながらなかった。時計は40分を差し、試合終了の合図のホーンが鳴るが、トヨタも4トライのボーナスポイントをつかむため、勝利は決まっているが自陣からでも攻める。ホーンが鳴ってから3分以上攻めあうがお互い得点は奪えず、7対20のままノーサイドとなった。この結果、ドコモは2ndステージを下位グループであるBグループで戦うことが決まった。

選手・コーチのコメント

下沖 正博 ヘッドコーチ

前半から自分たちが目指しているテンポの良いアタックを仕掛けたかったが、ディフェンスの機会が多かった。後半の後半にテンポの良いアタックができたが、もう少し前半から得点につながるようなアタックができればよかったと思う。次のサントリー戦に向けて気持ちを切り替えてがんばりたい。

<strong>今期、開幕戦から連勝したが、その後勝ち点を獲得できなかった理由は?</strong>
1節、2節はゲームプランはあるもののスペースがあれば、自分たちの判断でテンポの良いアタックをしていた。3節目以降は、ゲームプランは変わっていないが複雑にとらえ過ぎてしまい、固い試合をするようになった。その結果、アタックのテンポが上がらず、それに加えてセットプレーでプレッシャーを受けてしまい良いボールが出ずアタックの機会が減ってしまった。トヨタ戦については、「思いきって行こう」と声をかけた。

吉岡 宏樹 キャプテン

前半は、トヨタさんのアタックに対してしっかりディフェンスし、少ないスコアで折り返すことができた。後半は、攻めて行こうという時に、ミスや反則がありスコアに結びつかなかった。今日の試合、トヨタさんのようなアグレッシブなチームに1トライとれ、少ない点差で終われたことは良かったと思う。この経験を次の試合に活かしてがんばりたい。