試合レポート

試合結果・日程

プラクティスマッチ トヨタ自動車ヴェルブリッツ

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

26

試合終了

12 前半 17

14 後半 5

22

トヨタ自動車

トヨタ自動車

127日(土曜)13:00-

ドコモ大阪南港グラウンド

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試合レポート

【プラクティスマッチ VSトヨタ戦】マックラウチ選手 (2)

12月7日(土曜)にドコモ大阪南港グラウンドにてトヨタ自動車ヴェルブリッツとのプレシーズンマッチが行われた。ワールドカップ閉幕後初めてのホームグラウンドでの試合となり、キックオフ前の早い時間帯からグラウンドにファンが駆けつけ大勢のファンが見守るなか試合が開催された。

前半、ドコモボールのキックオフで試合が開始された。最初に得点が動いたのは前半4分、トヨタボールをターンオーバーしたドコモが敵陣深くまでキックで攻め込みラックボールを⒀トゥアがジャッカルを決める。ジャッカルをしたトゥアがそのままライン際を走りトヨタディフェンスを弾き飛ばしゴール右隅へ飛び込みトライを奪う。トライ後のコンバージョンは惜しくも外れるが5-0と先制する。先制されたトヨタも個々のフィジカルを武器にパワフルなアタック・ディフェンスでプレッシャーを仕掛けてくる。前半9分、ドコモボールをカウンターラックされFWに細かく繋がれ少しずつ前進される。最後はBKに展開され⑿にラインブレイクを許し⒂へ繋がれ同点のトライを返される。次の得点は前半22分、ドコモ自陣10m付近のトヨタボールスクラムからBKへ展開され素早いパス回しで⑽→⑾→⒁と繋がれゴール右隅へトライを許し追加点を奪われる。その後のキックオフリターンボールでもトヨタに大きくゲインを許し、⑺衞藤がペナルティを犯してしまう。このペナルティが故意のペナルティと判定され衞藤がシンビンとなりドコモは10分間の数的不利な状況となる。数的不利な状況でトヨタはゴール前LOを選択しそのLOボールを確実にキープされモールを押し込まれてトライを奪われる。3連続トライを奪われ5-17と突き放され、このままトヨタペースで試合が進んで行くのかと思われたがこの日のドコモは一味違った。出場選手全員が体を張ったプレーで必死にディフェンスを行いこれ以上追加点を許さない。すると前半38分、トヨタの連続攻撃を外側で冷静に見ていた⑽マックラウチがロングパスをインターセプトし80mを走り切りトライを返す。前半を12-17で折り返す。

後半に入りドコモはフレッシュなフロント陣3人のメンバー交代を行う。このメンバー交代でスクラムが安定しセットピースでトヨタにプレッシャーをかけていく。後半3分には前へでるディフェンスでトヨタのノックオンのミスを誘い、そのボールを⑽マックラウチが拾い上げ60mを走り切りこの日2トライ目となるトライを決める。コンバージョンキックも成功させ逆転する。しかし後半6分、トヨタ⑻の力強いランを止めることができずラインブレイクを許し⑾→⒂と繋がれゴール右隅に再逆転のトライを決められる。その後、粘りのディフェンスで追加点は許さない。すると、後半34分自陣深くまで攻め込まれるがトヨタがボール大外へ運んだアタックを判断よく詰めていた⒁スルンガがインターセプトし80mを走り切り再び逆転のトライを奪う。その後は得点が動かず、26-22でノーサイドとなった。

大勢のファンが見守るなか、久しぶりのホームグラウンドでの試合で接戦のゲームを勝ち切れた事は選手・チームにとって大きな自信となった。今週末は愛知県に乗り込み、同じトヨタ自動車ヴェルブリッツとのゲームが行われる。このゲームの反省点を今週の練習で修正し今週末の試合でも勝利できるよういい準備を行いたい。

選手・コーチのコメント

フル出場でチームを引っ張った 横山選手

いつもレッドハリケーンズへのご声援ありがとうございます。
ワールドカップ後初めての南港でのホームゲームで沢山の応援に駆けつけて頂き、勝利をお見せできたことを嬉しく思います。
今週は昨シーズンのスローガンであるETR(Earn The Right)をもう一度、一人一人思い出しハードワークし続けた結果がゲームに現れました。
1月の開幕戦に向けて更にチーム力を上げていきます。引き続き応援よろしくお願いします!

2トライの活躍の マックラウチ選手

トヨタ戦は日本で初めての先発出場の試合でした。最初は緊張しましたが、仲間が助けてくれていい試合が出来ました。特に前半5-17という劣勢のスコアから後半みんなの諦めない気持ちで逆転して試合に勝つ事が出来ました。これからもっと上を目指して頑張りますので皆さんこれからも応援よろしくお願いします。