試合レポート

試合結果・日程

トップリーグ 宗像サニックスブルース

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

19

試合終了

14 前半 18

5 後半 31

49

サニックス

サニックス

125日(土曜)13:00-

グローバルアリーナ

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試合レポート

【TL2020第3節 vs サニックス】衞藤選手

トップリーグ第3節宗像サニックスブルースとの試合がグローバルアリーナ(福岡県)で行われた。ドコモにとってTOPリーグ2020の試合で初めてのアウェイでの戦いとなり、戦前より厳しい試合展開が予想された。前節の東芝戦ででた課題のスクラムを、どのように修正して試合に臨めるかが試合展開を優位に進めるうえでの重要なカギとなった。

前半、サニックスボールのキックオフで試合が開始された。立ち上がりの前半5分、自陣10m付近のマイボールスクラムでコラプシングの(スクラムを故意に崩すこと)反則を犯してしまう。この反則でサニックスにペナルティゴールを狙われ3点を先制されてしまう。課題のスクラムをきっかけに先制点を許してしまい嫌な流れとなる。嫌な流れを断ち切りたいドコモであるが、ホームのサニックスの激しく前にでるコンタクトプレーに対しなかなか自分たちのリズムが作れない。すると前半12分にも、ターンオーバーボールを繋がれ大きくゲインを許す。大外でできたラックから逆サイドにできたスペースにキックを蹴りこまれ戻りが遅くなったところをサニックスの選手にボールを拾われてトライを許してしまう。その後、18分にもサニックスにトライを奪われ0-15とリードをひろげられる。早い時間帯で何とか得点を返したいドコモは前半24分、敵陣ゴール前で獲得したラインアウトからモールを組み徐々に前進する。モールでプレッシャーをかけることで逆サイドに空いたスペースに⒀パエアが見逃さず走り込み⒁スルンガへ繋ぎゴール右隅へトライを返す。トライ後のコンバージョンキックも成功させ7-15とする。その後、サニックスにドロップゴールを決められるも、前半36分敵陣ゴール前で獲得したラインアウトからモールを押し込み最後は⑺衞藤がボールを持ち出しトライを奪う。これで14-18として後半に期待が持てる展開で前半を折り返す。

なんとしても後半最初に得点をしたいドコモは、開始早々からサニックス陣地で猛攻を仕掛ける。しかし、ゴール前でのパスをサニックスにインターセプトされ自陣ゴール前までボールを運ばれピンチを迎えてしまう。そこからサニックスに連続攻撃をしかけられ後半5分、スクラムハーフにラック周辺を突破されゴールポスト右にトライを奪われてしまう。この日のサニックスは、ブレイクダウン周辺のプレッシャーが激しくドコモはそのブレイクダウンでの攻防に負けてしまい意図するプレーができない。その後も後半26分、32分とサニックスに連続トライを奪われ14-42とリードをひろげられていく。なんとか一矢報いたいドコモは後半36分、敵陣22m付近のマイボールラインアウトから縦への連続攻撃をしかけ順目へ力強くFWを走らせる。そしてBKへ展開しボールを⑽バンクス、⒀パエア、⒁スルンガと繋ぎゴール前まで前進する。最後はスルンガからボールを受け取ったフィルヨーンがゴール右隅へ飛び込みトライを返す。ドコモは後半この1トライを返すのがやっとで、トライ後もサニックスに1トライを奪われ最終スコア19-49と大差をつけられての敗戦となった。
次の第4節は、昨シーズンのトップリーグチャンピョンで現在2位を走る神戸製鋼コベルコスティーラーズとの対戦となる。神戸製鋼に勝利するためには、これまで以上の「覚悟」を持って戦うことが必要となる。

選手・コーチのコメント

今シーズン初先発の 北島選手

いつもレッドハリケーンズへの熱い応援ありがとうございます。
今回初先発でしたが、個人的には、前節の東芝戦での反省点であるスクラムに重点を置き挑んだ試合でした。しかし、前半早々、スクラムでペナルティを取られ、PGで先制された事で相手に勢いを与えてしまいました。DF、OFともにフィジカルバトルで終始受けに回り、得意とするテンポのある攻撃ができず相手ペースで試合をしたことが敗因であると思います。今回の敗戦を受け止め、次節までの一週間の練習を100%で取り組み、良い準備をしていきたいと思います。
次節は王者神戸製鋼との試合です。チャレンジャーとして、80分間全力で戦い、気持ちのこもったプレーをファンの皆様にお見せすることが勝利への近道だと考えています。引き続き応援よろしくお願いします。