試合レポート
試合結果・日程試合レポート
トップリーグ第4節の相手は、前節で昨年度の王者サントリーを下したNEC。東京・秩父宮ラグビー場でのアウェーの戦いとなるが多くのファンの声援を受け試合が始まった。
先制はドコモ。前半9分、相手の反則から(10)フィルヨーンがペナルティゴールを決め3対0とする。しかし、11分にNECのスクラムを起点としたバックス攻撃からトライを決められる。さらに19分にペナルティゴールを決められ、NECのフォワードバックス一体となった攻撃に22分、30分とトライを奪われ3対24と大きくリード許す展開となる。しかし34分、敵陣でのスクラムから連続攻撃。ラックから(15)才口がボールを持ち出し、うまくサイドを抜きトライ。8対24とする。前半終了間際ペナルティゴールを決められ8対27で前半を終了した。
後半、反撃したいドコモは13分、相手の反則からキックで敵陣深くまで入りラインアウト。モールを組み、(7)ブルソーがボールを持ち出し(14)茂野につなぎトライ。13対27とする。しかし、16分と20分に反則の繰り返しによって二人がシンビンとなり、10分間の退場となる厳しい展開。必死に守り得点を許さないが28分についにトライを許してしまう。さらに35分にもトライを奪われ13対41でノーサイドとなった。
下沖 正博 ヘッドコーチ
神戸戦から気持ちを切り替え、今日の試合に向けて準備をしてきたが、コミュニケーションなどのミスで自分たちが準備してきたことを出せなかった。
<strong>今日のゲームプランは?</strong>
セットプレーでプレッシャーをかけることと、相手は順目のディフェンスが早いので、そこを避けるようにゲームプランとオプションを用意していた。しかしながら、セットプレーの段階でミスが多く、自分たちの形で攻めることができなかった。後半のトライはプラン通り。
<strong>セットプレーミスの原因は?</strong>
ラインアウトでのミスは、スローワーとレシーバーのコミュニケーション不足が原因だと考えている。
吉岡 宏樹 キャプテン
前半からしっかりとしたゲームをして攻めて行こうと思っていたが、セットプレーでのミスが影響し思うように戦えなかった。
前節からセットプレーのミスが続いているので、次節は修正して試合に臨みたい。
<strong>NECが想定より良かった点は?</strong>
セットプレーの精度が高く、ラックの際のコンタクトも我々よりも上回っていたと思う。
<strong>後半は人数が少ない中でもディフェンスが機能しており力の差を感じなかった。
前半の連続失点の原因は?</strong>
後半の人数が少ない場面では、個々人がタックルを低く入ることが意識できていた。前半は、マークはできていたが、タックルが高くなりゲインを切られることが多く失点につながったと思う。