試合レポート
試合結果・日程
夏季強化試合 コカ・コーラレッドスパークス

NTTドコモレッドハリケーンズ大阪
33
試合終了
14 前半 14
19 後半 7
21

コカ・コーラ
7月19日(水曜)14:00-
試合レポート

先日の猛暑とは打って変わって北海道らしい爽やかな天候の中、夏合宿第2戦となるコカ・コーラ戦を迎えた。
前のクボタ戦後は一気に20度も冷えこんだが、コンディションは維持でき 、むしろ中間は良い準備ができたとコーチ陣は評価していた。
開幕まで1カ月を切り、レギュラー争いと言う意味でも各々気合いが入る。
拮抗を破ったのはドコモ。前半4分、相手陣で佐藤大から留学で力強さを増した小林がパスダミーも絡めてラインブレイク。左のリリダムから内の井之上に戻してこぎみ良いステップで交わして中央にトライ。佐藤善のゴール成功し、7-0。
その後も風上を利用し相手陣で優位に進めるが、ノックオンなどで得点には至らず。
追加点は前半25分、自陣へ攻め込まれるも佐藤善の素晴らしいキックにより一気に敵陣深くへ。相手ボールのラインアウトからボールを奪い、何度となくゴールラインに迫り、相手のペナルティを誘う。この日安定を見せるスクラムからFWを中心に執拗にアタック。再度のペナルティにより認定トライを獲得、14-0。
このままドコモペースで進むと思われたが、リスタート直後にミスからボールを奪われ、バックスへの展開に対処するも抜け出されてトライを許してしまう。
前半終了間際にもペナルティを献上。ラインアウトから展開、バックスに上手く切り返されてトライ。ゴールも決まって14-14の同点。
風上でリードを守りきれず課題の後半へ突入することとなった。
しかし、後半開始直後から攻め込み、イオンギ譲が力強くゴールに迫る。最後は後半から佐藤善に代わって出場の猪村がいいタイミングでボールを受けて中央にトライ。自らゴールも決めて、後半8分、21-14とする。
流れが変わるかと思ったのも束の間、後半13分、またもや機動力あるバックスに対処しきれずトライを決められ21-21。
すかさずドコモも相手ペナルティから得たゴール前ラインアウトから、キャプテンの泉が豪快に突進してゴールラインに迫る。最後はイオンギ譲が押し込みトライ。26-21と突き放す。
その後、一進一退を繰り返す中、31分に相手ウィングの突破に対して、リリダムが対処。タックルに行こうとした際に滑って相手選手の顔面に手が当たってしまい、危険なプレーでレッドカード。
1名少ない中で残り10分。ディフェンスを余儀なくされる展開の中で、今シーズン苦戦していたスクラムが救いとなる。
ペナルティを得てスクラム選択。優位に押し込み、相手がコラプシング。
これが繰り返され、ラストワンプレーでも三度スクラムを選択。再度コラプシングの反則でペナルティトライを得て、33-21で試合終了。
これまで課題であったセットプレーや後半の戦い方が改善され、勝利をつかむことができたが、相手バックスに再三突破を許した点は気がかりだ。
次は7月22日(土)のリコー戦。夏合宿の集大成を見せての快勝を期待したい。
試合写真

【夏季強化試合 vs コーラ】小林選手②

【夏季強化試合 vs コーラ】上山選手

【夏季強化試合 vs コーラ】渡辺選手

【夏季強化試合 vs コーラ】辻井選手

【夏季強化試合 vs コーラ】衞藤選手

【夏季強化試合 vs コーラ】西浦選手

【夏季強化試合 vs コーラ】小林選手

【夏季強化試合 vs コーラ】リリダム選手

【夏季強化試合 vs コーラ】河野選手

【夏季強化試合 vs コーラ】ラインアウト

【夏季強化試合 vs コーラ】朴選手②
李選手 ドコモで初出場
■今日の試合を通して
個人的にはドコモでの初出場だったので、短い時間でもアピールできるように良い準備をして今日の試合に挑みました。少ないプレーの中でもハードワークできました。
試合はセットプレーが安定して常に圧力をかけられてたので、それが勝利に繋がったと思います。しっかり反省点を修正して最終戦の勝利に繋げたいと思います。
■ファンの皆さまへ
いつも応援ありがとうございます。
トップリーグでいい成績を得られるように、練習からひたむきに頑張り、結果でお応えしますので、引き続き応援よろしくお願いします。