試合レポート

試合結果・日程

夏季強化試合 クボタスピアーズ

レッドハリケーンズ大阪

レッドハリケーンズ大阪

21

試合終了

14 前半 5

7 後半 19

24

クボタ

クボタ

715日(土曜)14:00-

東陵公園球技場

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試合レポート

【夏季強化試合vsクボタスピアーズ】指田選手・横山選手

今シーズン初戦のNTTコム戦では、スクラムをはじめとするセットプレーの精度、後半のメンバー変更後の戦い方で課題が浮き彫りとなった。また栗田工業戦ではセットプレーで思ったほど優位に立てず、10を超えるペナルティを犯し、勝つには勝ったが課題が改善されないままスコア以上に苦しい試合であった。
トップリーグ開幕まで約1カ月となり、相手は第2節で対戦するクボタスピアーズ。ここで改善を見せられなければ、それはトップリーグでの戦いが苦しいものになることを示唆する。
選手たちにもトップリーグチームを相手に、明確な課題を克服しようという意思が見える。
7月では観測史上最高気温36.9℃の北見市で戦いの火ぶたは切られた。
キックオフ後すぐに相手のパスワークにラインブレイクを許し、先制トライかと思われたが、そこは最後の砦である才口が見事なタックルで防ぐ。
その後一進一退が続くも、ドコモは相手陣地で優位に攻撃を重ねる。クボタはたまらずペナルティを繰り返し、7番がシンビン。直後のペナルティからクイックスタートでFWからヴィサーに展開、鋭く切り込んでゴール左に先制のトライ。自らゴールを決め、7-0。その後苦しい展開が続くも、パエアがインターセプトから久内へつなぎトライ。課題であったスクラムが過去2戦より安定しており、順調な滑り出し。
しかし、猛暑の中でハンドリングエラーなどがあり追加点を奪えない。すると、同じく課題であったマイボールラインアウトで痛恨のミス。拾われたボールから展開をゆるし、トライを奪われる。リードしながらも不穏な空気のまま14-5で折り返す。
ハーフタイムには、ダヴィーHCから後半改めて精度にこだわるよう指示が出る。
そして始まった後半だが、悪い流れを引きずり、苦しい局面が続く。すると6分、自陣でペナルティを犯し、クボタはラインアウトからモールを形成。うまく対処ができずにそのままインゴールへ。直後の9分には、NTTコム戦でも後半に許した裏へのキックからトライを奪われ逆転を許す。14-17。まさにNTTコム戦の再現となってしまうのかと思われた13分ドコモがラックから佐藤大→北島とつないで巧いパスダミーで相手をかわしてフォローに来ていた小樋山へと渡り逆転のトライ。21-17となる。しかし、直後の17分に自陣でのペナルティからクイックタップされ対処しきれずトライを許してしまい、再逆転を許す。その後は一進一退の展開が続き、途中粘り強い展開から横山がインゴールに飛び込みトライと見られたシーン、終盤にはFWでフェーズを重ねてゴール寸前まで迫るが、これもマイボールラインアウトの拙稿が重なり、また相手の執拗なディフェンスを崩せず。終了のホイッスルとなった。
全体的な激しさやスクラムの安定性など良い面も見られたが、引き続き課題を解決しきれないまま開幕まで1ヵ月となる19日のコーラ戦に臨む。ここが大きな試金石になる。

選手・コーチのコメント

怪我から復帰 岡部選手

■試合を終えて
 夏合宿初戦ということで、チーム全員が気持ちの入った試合でした。前半はいい形で得点できリードして折り返せたのですが、後半は課題を露呈し残念な逆転負けとなってしまいました。
 ただ、全員がアグレッシブにプレーできており、収穫もたくさんありました。
 次の試合へ向けてしっかりと課題を修正し、必ず勝利をお見せします。

■ファンの皆様へ
 いつも応援ありがとうございます。個人としては昨年怪我があり、試合に出られないシーズンでした。
今年は成長した姿をお見せできるよう全力で頑張りますので、引き続きの応援をよろしくお願いします!