試合レポート
試合結果・日程試合レポート
ウインドウマンス明け、前半節を4勝5敗といい形で終えたこともあり、後半節も気合が入る。それと同時に、今シーズンベスト8以上を目指すうえでも、一試合も落とすことが許されないハイプレッシャーの中迎えた第10節リコーブラックラムズとの対戦であった。
前半、開始早々リコーの猛攻を止められない。前半11分FWのピック&ゴーで押し切られトライを許す。続く21分もターンオーバーボールから上手くフェーズを重ねられ、センターがラインブレイク。追加点を許してしまった。まるで夏合宿のリプレイかと思われたが、前半33分スクラムからスピードあふれる攻めを披露し、ドコモがトライ。ゴールも決まり7-12と追い上げる。前半終了間際に、ペナルティゴールのチャンスを得るも外してしまい、スコアに変動がないまま前半が終了した。
点差も大きくなく、後半どうなるかわからない。全力で勝利を目指すその気持ちに変わりわなかった。
迎えた後半、チームの緊張が裏目に出たのか3分・21分・29分と連続でトライを許してしまう。間15分にドロップゴールも追加されてしまい、気が付けばスコアは7-34、残り時間10分と逆転が難しい状況になってしまった。
しかし、ドコモも意地を見せ、残り5分の所でフィルヨーンがキックで陣地を稼ぎ、リターンキックもフィルヨーンが競り勝ち、カンコウスキー⇒藏田と繋いでトライを獲得。一矢報いたが、ここでノーサイド。
後半節の初戦は黒星スタートとなってしまった。
一試合一試合の勝敗が非常に重要となる後半節、初戦の黒星は大きな痛手となることは間違いない。しかし、残り3戦。内2戦はカンファレンス内の戦いとなるため、敗北は許されない。ベスト8以上の目標達成に向け襷をつなぐ意味でも、次節トヨタ自動車戦は必ず勝利しなければならない。
北島選手 先発出場
■試合を終えて
目標であるトップ8以上を達成するためには、必ず勝たなければいけない一戦でした。アタッキングマインドセット(攻撃時に意識をしっかりと切り替える)をキーワードに、開始早々からボールを維持し、相手ゴール前まで攻撃し続ける場面もありましたが、リコーの堅い守備に加え、自らのミスでトライを取り切ることができなかったことが、大きな敗因の一つと考えています。
また、ディフェンスでも相手の攻撃を受けてしまう場面が多く、後手に回ってしまった点もありました。
ただ、シーズン通して強化を図っているセットプレーでは、互角以上に戦えたことが自信になっています。
次節に向け課題をしっかりと修正し、挑みたいと思います。
■ファンのみなさまへ
最終戦に向け、どんどん寒くなっていきますが、気持ちが熱くなるような試合をお見せできるよう頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします!