試合レポート
試合結果・日程試合レポート
10月1日。第3節から始まった怒涛の3連勝をひっさげ、昨シーズン覇者に挑む。各選手が勝利に対し強い想いを抱き、ファンは最高の流れのまま初となるサントリーへの勝利を願う。ただ、容易ではないことは言うまでもない。そして運命のホイッスルが鳴った。
前半開始早々、ドコモが怒涛の攻撃を見せる。ものの3分間に15以上のフェーズ(攻撃)を重ね、見事先制トライを決める。このトライにより、サントリーのスイッチが入る。瞬く間にラック中央をFWが突破し同点のトライを許す。ここからは王者の独壇場だった。相手の強いプレッシャーによりアタックではミスが多発、ディフェンスでは受ける形となりラインが後退してしまった。前半終わってみれば、5本のトライを取られスコアにして7-31と差が開いてしまった。
ハーフタイム。ダヴィHCからは「相手のプレッシャーは本物。ただ、ボールキープ・前進力は負けていない。仲間を信じ、自分を信じてプライドを持って戦え」と選手を奮起させた。
迎えた後半。嫌な流れを断ち切ろうと必死にもがく選手たち。しかし現実は甘くなかった。開始6分、相手の連続攻撃を止められずトライを許す。ドコモも必死に食らいつくが、相手の猛進を止めることができず最終的には11トライ、スコアにして69点を取られノーサイドとなった。
しかし、シーズンは続く。試合後の円陣をみても、選手からは悔しさよりも次節の勝利に向けた前向きな発言の方が多く、勝利に対する「熱い」炎は消えていない。
次節10月7日は共にNTTグループを共に盛り上げてきたコミュニケーションズとの戦いとなる。このNTTダービーを制し、さらにドコモ旋風に勢いを付けたいところである。
今シーズン初スタメン 三浦選手
■今日の試合について
3連勝の勢いそのまま、チャレンジャーの気持ちで挑んだ試合でした。開始早々からマイボールキープがうまくいき、ミスなく自分たちの形でアタックした結果、先制トライを決めることができました。このトライを皮切りにアタックし続けたかったのですが、以降は後手にまわってしまい簡単にトライを許してしまいました。また、攻めようという気持ちとは裏腹にミスが続き、ディフェンスの場面でも相手の攻撃を受ける形のタックルとなってしまったことや、反則も多くイエローカードももらってしまったことが敗因と考えています。
ただ、アタック・ディフェンス共に随所でよいプレーが見られたこともあったので、頭をポジティブに切替課題の修正をして次節の試合に臨みたいと思います。
■ファンのみなさまへ
山梨での試合となりましたが、沢山の方に応援に来ていただきありがとうございました。
久しぶりのスタメンでしたが、やはりファンのみなさまの応援は選手の力になると改めて実感しました。再度勝利をみなさまにお届け出来るよう頑張りますので、引き続きたくさんの熱い応援よろしくお願いします。