トップリーグ 第5節
近鉄ライナーズ
2017年9月24日(日曜) 17:00 kick off 万博記念競技場(大阪府)
2017年9月25日更新
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31 |
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21 |
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試合ハイライト
第3節・第4節を勝利で飾ったレッドハリケーンズ。ただ、前2節はいわば交流戦。今欲しいものは今回から再開する同カンファレンス内のチームへの勝利。そういった心持の中迎えた9月24日、同じく大阪を拠点とする近鉄ライナーズとの戦いである。創部以来、近鉄ライナーズにはあとわずかというところで勝利を取り逃がし続けている。今節は連勝の勢いもあり、どこかチームからは「勝ちそうな雰囲気」が出ていた。選手もいつもと違い、試合前に「勝つ」という言葉をあまり発しなかったように感じた。
そして運命のホイッスル。
前半7分と10分に相手のペナルティからゴールを狙い早々に6点を獲得。いい流れでスタートした試合だったが、近鉄もスイッチが入ったのか14分・18分と立て続けに素早いバックスがトライを決め6-14とする。ここでドコモも体制を崩すことなく、25分にスクラムから素早く外側にボールを展開し、元近鉄所属のイエロメ選手の好アシストもあり藏田選手がトライを取り返した。前半終了間際に近鉄がペナルティーゴールを狙うもはずし、11-14で前半終了となった。
ハーフタイムではしっかり自分たちのミスについて全員で意識の切り替えを行った。
迎えた後半、ドコモの自信がようやく形にあらわれた。7分にパエアのキレのあるランでトライを決めると、呼応するように13分にイオンギが相手ディフェンスをぶち破りそのままトライを決めた。その後20分にフィルヨーンがペナルティーゴールで3点を追加し28-14と大きくリードしたまま迎えた残り10分。追いかける者と逃げる者では追いかける者にチャンスが巡ってしまうが、ドコモのプレーからは逃げるのではなく、さらに攻撃を仕掛ける姿勢が見えた。34分近鉄も意地を見せトライを獲得するも勝利には届かず、37分にフィルヨーンのペナルティーゴールでさらに3点を追加してノーサイドのボーンが鳴った。最終スコアは31-21。近鉄ライナーズへの初勝利を受け、観客席はもとよりフィールドの選手から歓喜の声か聞こえた。
次節、昨シーズン王者サントリーサンゴリアスに挑む。良い流れをそのまま山梨のスタジアムに持ち込み、赤い旋風を巻き起こす。
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試合データ
得点/反則
T |
トライ数(5点) |
G |
ゴール数(2点) |
PG |
ペナルティゴール数(3点) |
DG |
ドロップゴール数(3点) |
PK |
ペナルティーキック数 |
FK |
フリーキック数 |
NTTドコモ |
種類 |
近鉄 |
前半 |
後半 |
計 |
前半 |
後半 |
計 |
1 |
2 |
3 |
T |
2 |
1 |
3 |
0 |
2 |
2 |
G |
2 |
1 |
3 |
2 |
2 |
4 |
PG |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
DG |
0 |
0 |
0 |
NTTドコモ |
反則 |
近鉄 |
前半 |
後半 |
計 |
前半 |
後半 |
計 |
5 |
2 |
7 |
PK |
4 |
5 |
9 |
0 |
0 |
0 |
FK |
0 |
0 |
0 |
得点経過
前半 |
チーム |
試合の流れ |
選手 |
種類 |
得点 |
7分 |
NTTドコモ |
ゴール成功 |
(15)
リアン フィルヨーン |
PG |
3 - 0 |
10分 |
NTTドコモ |
ゴール成功 |
(15)
リアン フィルヨーン |
PG |
6 - 0 |
14分 |
近鉄 |
ペナルティにより自陣ゴール前まで攻め込まれ、ラインアウトから中央にラック形成後素早く展開されトライを許す。 |
(15)
セミシ・マシレワ |
T |
6 - 5 |
15分 |
近鉄 |
ゴール成功 |
(10)
野口 大輔 |
G |
6 - 7 |
18分 |
近鉄 |
ドコモボールでフェーズを重ねていたがグラウンド中央付近で外側に大きく回す際、インターセプトされそのまま独走トライを許す。 |
(11)
矢次 啓佑 |
T |
6 - 12 |
19分 |
近鉄 |
ゴール成功 |
(10)
野口 大輔 |
G |
6 - 14 |
25分 |
NTTドコモ |
敵陣ゴール前スクラムからラックを形成後、外側へ素早くパスを回しイエロメの好アシストもあり、藏田がトライ。 |
(11)
藏田 知浩 |
T |
11 - 14 |
26分 |
NTTドコモ |
ゴール失敗 |
(15)
リアン フィルヨーン |
Gx |
11 - 14 |
41分 |
近鉄 |
ゴール失敗 |
(10)
野口 大輔 |
PGx |
11 - 14 |
後半 |
チーム |
試合の流れ |
選手 |
種類 |
得点 |
7分 |
NTTドコモ |
敵陣ゴール前までフェーズを重ね、FWの連続攻撃で相手をラック周辺に寄せ、最後はパエアが相手をかわしトライ。 |
(13)
パエア ミフィポセチ |
T |
16 - 14 |
8分 |
NTTドコモ |
ゴール成功 |
(15)
リアン フィルヨーン |
G |
18 - 14 |
13分 |
NTTドコモ |
敵陣22メートル付近ラインアウトから井上→大椙→イオンギとつなぎラインブレイク。そのままトライ |
(4)
イオンギ 譲 |
T |
23 - 14 |
14分 |
NTTドコモ |
ゴール成功 |
(15)
リアン フィルヨーン |
G |
25 - 14 |
19分 |
NTTドコモ |
ゴール失敗 |
(15)
リアン フィルヨーン |
PGx |
25 - 14 |
20分 |
NTTドコモ |
ゴール成功 |
(15)
リアン フィルヨーン |
PG |
28 - 14 |
29分 |
NTTドコモ |
ゴール失敗 |
(15)
リアン フィルヨーン |
PGx |
28 - 14 |
34分 |
近鉄 |
自陣ゴール前ペナルティーから速攻で攻め込まれ、余った大外にトライを許す。 |
(14)
森田 尚希 |
T |
28 - 19 |
|
近鉄 |
ゴール成功 |
(22)
重光 泰昌 |
G |
28 - 21 |
36分 |
NTTドコモ |
ゴール失敗 |
(15)
リアン フィルヨーン |
DGx |
28 - 21 |
37分 |
NTTドコモ |
ゴール成功 |
(15)
リアン フィルヨーン |
PG |
31 - 21 |
出場メンバー
交替/退場
NTTドコモ |
交替 |
近鉄 |
時間 |
OUT |
IN |
時間 |
OUT |
IN |
後半 19分 |
(4)イオンギ 譲 |
(19)朴 淳彩 |
前半 16分 |
(3)前田 龍佑 |
(18)尾池 亨允 |
32分 |
(12)イエロメ ジェフリー剛 |
(22)金 勇輝 |
27分 |
(7)田淵 慎理 |
(20)佐藤 幹夫 |
38分 |
(5)ヴィンピー ファンデルヴァルト |
(20)横山 大輔 |
後半 19分 |
(2)樫本 敦 |
(16)王 鏡聞 |
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(10)佐藤 善仁 |
(23)ユルゲン ヴィサー |
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(9)金 哲元 |
(21) 榎本 光祐 |
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(10)野口 大輔 |
(22)重光 泰昌 |
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25分 |
(13)井波 健太郎 |
(23)吉川 修司 |
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32分 |
(1)豊田 大樹 |
(17)山口 知貴 |
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(8)イオプ・イオプアソ |
(19)マイケル・ストーバーク |
NTTドコモ |
退場 (カード) |
近鉄 |
時間 |
種類 |
選手 |
時間 |
種類 |
選手 |
|
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前半 22分 |
シンビン(一時退場) |
(12) ルアン・コンブリンク |
試合データ
天候 |
グラウンド状態 |
観客数 |
レフリー |
アシスタントレフリー |
晴れ時々曇り/微風 |
良い |
4975人
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藤内有己 |
加藤真也 |