レッドハリケーンズ

[選手対談]坂野 智章・大川 雅史・辻埜拓也

インタビュー第四弾は6年目の同期3人組。
個性はてんでバラバラだが、なんだか会話がとても心地よくかみ合っている。
飾ることも気を使うこともない雰囲気の中、プライベートやチームについて聞いてみた。

あだ名

― 今回は同期の3人に集まってもらいました。
まずはあだ名を教えてください。お互い何て呼ばれてるの?

大川
辻埜はタクって呼ばれてます。坂野はバンディーです。スタッフに同じ名字の人がいるので、僕はマーって呼ばれています。

― バンディーの由来は?

大川
バンディアス・アミーゴっていう、なんか国宝的な感じに見えて。

― バンディアス・アミーゴって何?(笑)

坂野
語感で適当に付けるんですよ。
大川
いや、なんかパッと出てきた。
坂野
全然分からへんわ。タクに至っては僕のことアミーゴと呼ぶこともある。誰のことか全く分からない。

― アミーゴは、呼びづらくない?

辻埜
バンちゃんっていう感じでもないので(笑)。

― 後輩からは何て呼ばれてるの?バンさん?

坂野
皆さん、バンディーって言ってますね。
大川
バンディアス・アミーゴが浸透してるってことだよな。もうスタンダード。
坂野
スタンダードなわけない(笑)。
インタビュー風景

会社での業務

―仕事の話だけど、3人は仕事で関わったりする?

大川
僕はタクとは関わりがありますが、バンディーとは関わりがないです。

― 3人の業務内容を教えてください。

大川
代理店営業部に所属しており、ドコモショップにルート営業をさせてもらっています。
担当店舗は、大阪府豊中市のドコモショップ豊中店です。是非、皆さん来てほしいなと思っています。
辻埜
僕はサービス運営部という部署で、アフター業務全般を担当しています。
測定器といって、故障しているかどうか調べる機械の調整とかを主にしています。
坂野
僕は情報システム部の企画担当で、総括業務全般を担当しています。
うちの部署は、多くの部署に関わりがありますね。
辻埜
僕もマーに聞いて分からなければ、バンディーに聞いたりしています。

プライベートについて

― 仕事ではそんなに深い関わりはないみたいだけど、プライベートではどんな感じ?

大川
僕とタクは小学校、中学校が一緒なんです。

― 小学校から社会人までずっと一緒って、どんな感じ?

大川
特に違和感ないです。
辻埜
高校、大学は違いますからね。

― 2人とも小学校からラクビーをしてたの?

辻埜
僕は小学校からやっていて、マーは中学の途中からラグビー部に。

― で、社会人になってまた一緒になったと。

坂野
羨ましいですよ。小さい頃からの友達が大人になってからもずっと一緒っていうのは。社会人になったら、友達関係って作りにくいじゃないですか。なんか、いいなあと思って。
大川
どうしたの?(笑)
坂野
いやいや。(笑)

インタビュー風景

― 仲いいね、3人は。

坂野
付かず離れずって感じです。本当に(笑)。

― 悩みや大事なことを相談したい時は、やっぱり同期に相談する?

大川
呼び出してまではないですけど、思ったことをパッと言いやすいことは言いやすいですね。タクは反論してくるんですけど、バンディーは聞いてくれるので。
坂野
ちょうどいいのかもしれないです。反論するのと聞くのと。

家族

― 話を変えて、家族の話を。バンディーは結婚して子どもは2人だよね。マーは?

大川
子どもは1人です。

― オフとかチームメイトと家族同士で遊ぶことあるの?

大川
最近、遊ぶようになったな。
坂野
めちゃめちゃ遊びますね。毎週遊んでる。
大川
パパ会的なことをタケシさん(平瀬選手)が始めて。
坂野
おかげで子ども同士も仲がよくて。この間、僕の息子がマーの子に胸ぐらつかまれてましたもん。(笑)
大川
うちの子は2歳なんですけど。タケシさんの家に行った時に、何もしてへんのにバンディーの子の胸ぐらつかんで、無表情でこう(笑)。
坂野
戦ってるつもりじゃないかな。やられる前にやれって感じで(笑)。

― タクは、マーとバンディーの家族と一緒に出掛けたりするの?

辻埜
マーのところは、地元の集まりとかで一緒になることがあります。バンディーはないですね。バンディーの子どもからは嫌われてるし。
坂野
タクは、割と子ども好きなんですよ、こう見えても。
辻埜
好きですね。兄貴が結婚して、子どもがいますがかわいいですね。
千葉に住んでいるので、そんなに会えないですけどね。

ラグビーを始めたきっかけ

― そろそろラグビーの話をしましょうか。3人はいつからラグビーを始めたの?

坂野
僕は、高1の時にサッカー部の友人に「ラグビー部見学に行こう」って言われたんですけど、誘った友人は見学に行かず、サッカーの練習に行っちゃって。で、1人で行ったら、「ラグビー部は見学したら入部するのが掟」って言われて、そこからです。

― そこからずっと?

坂野
中高一貫教育校だったんですけど、中学校では卓球をやってて、中学の3年間、ラグビー部の先生に「ラグビー部に入れ」って、ずっと言われてたんです。でも、僕は怖いし、嫌だってずっと断ってたんですけど、蓋を開けてみたら自分から入部した形になりました。

― その時から体はデカかった?

坂野
身長160センチの120キロ。

― ええっ(笑)何を食べてそんなにデカくなるの?

坂野
分かんない。(笑)

― マーがラグビーを始めたきっかけは?

大川
僕は、小5から柔道をやり始めました。中学校ではバスケをやりたかったんですけど、入った中学校にはバスケ部がなかったので、そこでも柔道部に入りました。でも、当時の柔道部は全然練習をやらなくて、部活行ったら僕1人なので、何もできず行かないようになりました。仲がいいやつがみんな他の部活に入ってたから1人で暇になって、で、中学校ってちょっとした不良グループみたいなのがいるじゃないですか、そいつらとばっかり一緒にいたんです。そしたら心配した親が、三者面談の時に「この子をラグビー部に入れたいんです」って先生に言い出して、面談の途中でラグビー部の監督のところに「ラグビー部に入る子います」って連れて行かれたんです。で、「おまえ、明日から来い」って言われて、次の日からラグビー部ですよ。

― 自分からやりたいとも言わなかったんだ。

大川
タクとか、小学校で仲の良かった子が入っていたけど、ラグビーをやりたいと自分から思ったことはなくて。小学校の時に親に連れられてラグビースクールも見学したんですけど、速攻「嫌や」って思いましたね。

― よく練習続いたね。

大川
先生が怖くて、練習中も怖かったんですけど、やめるって言うほうが怖かった。
辻埜
でも、先生との出会いで自分も先生になろうと思ったんやろ。教員免許も取ったし。
大川
そう。尊敬してます。その人が大阪体育大学卒なんで、僕も大阪体育大学に行きました。この間、保育園の帰り道に偶然先生と出くわして。何と家がすぐ近所だったんです(笑)。

― 今でも怖いの?

大川
怖いですよ。でも、ちゃんとチェックしてくれてるみたいで。「おまえ、試合出てへんやんけ」「タクは頑張ってるけどな」って言われました。

インタビュー風景

― タクは、ラグビーを始めたきっかけは。

辻埜
僕は小学校3年生の時からです。自分からやりたいとか全然思ってなかったんですけど、親から無理やりですね。2歳上の兄貴が先に入ってて、「あんたも入りや」みたいな感じで入部させられたんです。

子ども時代のこと

― それぞれ子どもの頃はどんな感じだったの?

辻埜
マーは要領がいいので、あまり先生には怒られないような感じでしたね。みんなで同じような悪いことをするんですけど、こいつは怒られる時になったらもういない。
大川
昔、たまごっちみたいな、馬を育てる携帯ゲームやっとって先生に没収されたことあったけど、1週間後に返ってきたらめっちゃ馬が太っとって。没収中に、先生が育ててくれてた。(笑)

― そういえばタクは、小さい時の夢はジョッキーじゃなかった?

辻埜
はい。小学5、6年ぐらいの時に競馬ゲームが流行って、競馬も見るようになって、身体小さかったし、その時はジョッキーって言っていましたね。
そんな本気じゃないけど。ぼやーっと。

― マーの小さいころの夢は?

大川
柔道始めた頃は、本当にオリンピックに行けると思っていた。
辻埜
何かみんなと違うことやったれみたいな感じで始めたんかと思ってたけど、そんな本気でやってたん?
大川
おまえ、何も分かってへんな。柔道の楽しさを分かってへんわ。
辻埜
みんなと違うことやったら恰好いいみたいな時期やったから。急に卓球部入るとか言い出したこともあったし。
大川
確かに。その時も1人は嫌だから「卓球部入ろうや」ってタクを誘って。で、卓球部に入ったらみんな一緒になった。(笑)

― じゃあ、タクは卓球をやりながらラグビースクール行ってたの?

辻埜
小学校の卓球部ってそんなきっちりした部活じゃなかったので。

― バンディーは子ども時代は夢とかあった?

坂野
僕は夢がなかったんですよ。うちの父親が、自分の夢を探せってうるさく言う人だったので、逆に僕は夢が探せなかったですね。結婚式の日に、幼稚園の頃の写真とか出てくるじゃないですか。あれで、小さい頃の将来の夢を初めて知ったんですけど、「消防車」って書いてあった。
大川
消防士じゃなくて、消防車の方(笑)。
坂野
車になりたかったんです、多分。

ドコモに入ったきっかけ

― ラグビーの話に戻すけど。ドコモに入社したきっかけは。

坂野
僕は出身が名古屋なので、当時は名古屋の実業団チームに入りたかったんですけど、監督からの強い勧めもあり、ドコモに行くことを決めました。

― 実際、入ってみてどう?

坂野
よかったですね。もっと人間関係が希薄かなと思ったんですけど、そうではなかった。いいチームだなと思っています。

― マーの入社したきっかけは?

大川
大学4回の時に、タクと「どうするの?」っていう話になって。僕は初め東京のチームからお話をいただいていて、タクも九州のチームへ行く予定だった。だけど、僕もタクもドコモから声が掛かって悩んだ結果、ドコモを選びました。
辻埜
どうするの?みたいな話をした時に、マーは「ちょっと東京に住んでみたいから東京のチームに行きたい」ってアホなこと言うので(笑)、それはちゃんと考え直したほうがいいって。別に一緒に行こうって無理やり説得したわけじゃないです(笑)。

インタビュー風景

― 実際にドコモに入ってみてどう?ドコモでよかった?

大川
よかったです。1年目はちょっとしんどかったですけどね。

― タクは、ドコモに入団したきっかけは。

辻埜
当時他のチームからも誘ってもらってたんですけど、関東か関西のチームに行きたいと思っていたのと、ドコモに行くならマーもいるしと思ったので。

― ドコモでよかった?

辻埜
そうですね。すごいサポートもしてもらっているし、いい環境でプレーさせてもらっています。
次へ

ページトップへ